今月27日告示、9月13日投開票の沖縄県知事選について、前回の記事では3期目を目指す現職の玉城デニー陣営について触れましたが、今回は新人の古謝玄太氏について調子に乗って言及します。
ブログ主が見た限り、古謝氏は今年3月23日の出馬会見から今日に至るまで極めて順調に地盤固めを行っており、当ブログ的には “つまらない(誉め言葉)” 素材なんですが、強いていうならば政策パンフレットに明記された「手取りを2倍にふやす!」云々が(予想外に)賛否両論の反応を引き起こしたことと、参政党との政策協定がネット上で(支持者も含めて)反発を引き起こしたぐらいでしょうか。
まぁ~それでも現職の玉城陣営に吹き荒れる逆風の嵐に比べると微々たるものであり、そこまで気にする必要はないかと判断してます。ちなみにブログ主は古謝氏の政策パンフを初めて見た時、(ネット上の反応とは違った)気になる点があったので少しだげ言及しておきます。
簡単に説明すると、「このチラシを作成したスタッフさんは古謝玄太という人物をこうみている」という感がすっごくにじみ出ているのです。例えば「真面目で人当たりがいい」「信念がある」などの好印象を有権者に強く訴えたい印象がありますが、この政策パンフからは「公約を実現したい」という強い決意はあまり感じられませんでした。それゆえに古謝氏と選挙スタッフに対して「なんかものたりない」と思いつつも、その印象が一変したのが今月14日の政策発表の動画です。
いかにもプレゼン慣れした感ある古謝氏の態度に衝撃を受けたブログ主は、ついうっかり動画を “二度見” してしまいましたが、確信できたのが彼の登場によってこれまでの沖縄県のリーダー像が間違いなく変わるということです。
実は、昭和43年(1968)の琉球政府の主席選挙から沖縄の指導者層には暗黙の了解があり、それはつまり「沖縄の苦難の歴史を共有し、政府に対して物を言える」人物が必要とされてきました。具体的には「政府やアメリカに対して強く主張する」との “県民の英雄”的な部分が強く要求され、それゆえに指導者たちは常に “歴史認識” が問われ続けているのですが、古謝氏にはそれが必要ないということです。
分かりやすく言えば、彼は学歴もコミュ力も他府県のエリートと大差ないので、(沖縄の歴史カードを切ることなく)普通にやればできるよとの人物なのです。そして実際にあの政策発表会でそのことを最も痛感したのは参加した記者たちではないでしょうか。
これからの沖縄社会には英雄は必要ない、復帰後の教育を受けた人間が普通にやればできることを体現しようとしている、それゆえにブログ主は
この人物を落としてはいけない
と痛感した次第であります。だから、万が一知事選で古謝氏が落選した場合、自民党や経済界をはじめ支援者は引用画像をご参考にどうぞ。
そして、令和08年(2026)年は沖縄の歴史における大転換期になるだろうと確信しつつ、今回の記事を終えます。


