米軍ガーの考察

既にご存じかと思われますが、今月3日午前4時ごろ、那覇市若狭のホテルで女性の遺体が発見され、容疑者として米軍普天間基地所属の海兵隊上等兵が緊急逮捕されました。同月1日には宜野湾市嘉数でストーカー殺人事件も発生し、物騒な事件が続いてしまったわけですが、那覇市若狭の事件については極めて興味深いことに気がつきましたので、当ブログにてまとめてみました。

この手の凶悪事件が発生した場合は「原因究明」と「再発防止」を唱えるのが通例ですが、我が沖縄では(那覇市若狭の事件に限らず)米軍人・軍属が起こした凶悪事件に限り「原因究明」をすっとばして「抗議活動」に直行します。もちろん凶悪事件ではありませんが、今年3月の辺野古沖の事故と比較すると一番わかりやすいかもしれません。

ためしにブログ主なりにまとめてみると

・辺野古沖抗議船転覆事故は事故を起こしたヘリ基地反対協議会のメンバーが修学旅行生を差別することは絶対にない。あの事故は何かの間違いであり、辺野古新基地の工事を強行する国に責任があると思うが、事故を引き起こした協議会のずさんな運営実態も批判されるべきである。よって事件の徹底した原因究明と再発防止を求める。

・那覇市若狭の事件は、普天間基地に所属する海兵隊員によって引き起こされたと思われる凶悪事件である。過去の事例を鑑みるに米軍人と軍属が(本質的に)沖縄県民を差別しているからこそ起こった事件と言わざるを得ない。よって徹底的に糾弾されるべきである。

になります。つまり “差別” がキーワードになっている訳です。

「米軍人と軍属は沖縄県民を(心の底では)バカにしている。だからこんな凶悪事件が起こるんだ。それゆえに在沖米軍基地は撤退すべきである」との主張は復帰前後を通じて我が沖縄では強い説得力を持っていたのは事実です。その主張を裏付ける歴史的事件なんていっぱいありますから一部の(自称)市民たちが「軍隊は本質的に住民を守らない。しかもアメリカーはウチナーンチュをウシェーテ(見下して)いる。それゆえに再発防止策は限定的だし、いまさら原因究明をしても意味がない」との発想で抗議活動に直行するのも無理はないのです。

現実に在沖米軍基地に所属する米軍人・軍属が沖縄県民を “差別” しているかは置いといて、「アメリカーはウチナーンチュをウシェーテル」という命題が我が沖縄社会に強い影響力を持っている事実は頭の片隅に留めたほうがいいでしょう。

なお、ブログ主は今回の凶悪事件は「加害者が米軍人でなくてもおこりえる案件」と判断しています。試しに金曜日の深夜に男女が若狭のホテルにチェックインできるか?から事件を推測するといろいろ “不都合な仮説” が生じてくるんですが、それゆえに(限界系)市民活動家に対し直で「米軍人でなくても起こったかも」なんて異論を唱えると実に面白いことになります。

なのでいろいろめんどいのでこれ以上の言及はやめときますが、今回の事件でもう一つ気が付いたのが、事件に対して抗議する(自称)市民の連中ってもしかするとネット上で被害者の情報を拡散して二次被害を引き起こしている連中と同じぐらい

ヤッケー扱い

されているのではという点です。そしてブログ主の直感が正しければ、この手の市民団体って近い将来我が沖縄における(オキナワン・ロックのように)絶滅危惧種になると確信しつつ今回の記事を終えます。