【告示後】俺が調子に乗って沖縄県知事選の展開を語ってみよう ■2

(続き)先月25日から数日間続いた泡沫1号先生の出馬取り下げ騒動に際し、ブログ主はトラブルシューティングの観点から古謝・玉城陣営がどのように対処するか注視していましたが、玉城陣営が “自滅っぷり” には驚きを隠せませんでした。

ハッキリ言って8年も知事職を務めた人物とは思えない安定と信頼のやらかし極まりない対応には開いた口がふさがりませんが、今回はこの点に触れつつ玉城陣営の派手な負けっぷりを予測します。

まず古謝陣営ですが、特筆すべきは一連の騒動の際に「泡沫先生および陣営のメンツをつぶすような言動は一度もなかった」件があります。ちなみに今回の取り下げ騒動後において泡沫陣営として支援者が納得した感を演出しましたが、もちろん支援者全員が納得した訳ではありません。あくまで「納得した感」なので、こういう微妙な時期に相手陣営のメンツを傷つける言動はご法度なのです。

前の記事でも言及しましたが、古謝陣営も自民党県連も言いたいことは山ほどあったはずです。そのあたりをぐっと抑えて9月2日の総決起大会を大成功に導くことで、保守一本化の流れも確定しました。さすがに大型選挙では負けが続いた保守陣営あって、このあたりの辛抱強さはさすがだなと実感しました。

それに対して玉城陣営は泡沫先生および陣営のメンツをつぶす言動に終始した感があります。象徴的なのが27日告示直後の第一声で高良沙哉参院議員が演説で「裏取引」に言及した件です。そして8月27日付琉球新報3面によると「裏取引は許せない」と題して

選対アピール

玉城デニー県政は経済と県民生活を着実に前進させ、辺野古新基地反対の民意を貫いてきた。政治的な裏取引で沖縄から県政を奪いとろうとする自民党本部のやり方は許せない。沖縄の未来は沖縄が決める。命を守り、暮らしを支える玉城デニー候補の勝利で、「誰ひとり取り残さない優しい沖縄」「平和で誇りある豊かな沖縄」の未来を切り拓こう。

とあり、陣営内では「ヤマトvs県民」の構図で支援者の結束と士気高揚を図る絶好のチャンスと考えたのは間違いありません。ブログ主的にもその発想は誤りとは思えませんが、「裏取引」や「令和の琉球処分」などのワードが相手方をいたく刺激し、とどめは今月1日の玉城デニー公式アカウントの「自民党本部が沖縄県知事選挙の第3極予定候補者泡沫1号さんと裏取引をした(下略)」のコメントが泡沫陣営及び支援者を激怒させてしまいます。ハッキリいって玉城選対は泡沫先生と陣営のメンツをこれでもかとつぶしてしまったのです。

そして、誰一人取り残さないが合言葉の選挙チームが勝手に自爆して、

勝手に選挙戦から取り残された展開になってます。

ここからは今回の出馬取り下げ騒動が玉城陣営に与えて影響をブログ主なりに分析しますが、

・無党派層からの得票が全く期待できなくなりました。それもそのはず絶好のチャンスを自分たちのヘマでつぶす候補者に投票する無党派層なんて存在しません。しかも8年知事を務めた人物が組織したチームのやらかしですから……

・泡沫陣営を完全に怒らせたことで、保守の一本化が盤石のものになり、その結果那覇ではボロクソに負けることがほぼ確定しました。

ほかにも好調な期日前投票(保守有利の展開)、中道改革連合の瓦解(公明県本が党中央を気にすることなく選挙戦が展開できる)など、玉城陣営には不利な展開が重なることを考慮の上、ブログ主はデニー氏の得票率は30パーセント中盤を予想してます。

いくらなんでも低すぎると思われるかもしれませんが、おそらく三日攻防では息すらしてない玉城陣営には巻き返す余力なんてどこにもないはずです。そして今頃は選対でも敗北感が共有されているかと思われます。たしかに選挙には何が起こるかわかりませんが、辺野古新基地建設反対運動に民意がとどめを刺す5秒前であることを警告しつつ今回の記事を終えます。