ありし日の首里城公園の様子

既にニュースなどで大々的に報道されていますが、10月31日に首里城公園内で、正殿をはじめ主要7棟が火災の被害にあいました。正殿と北殿は全焼とのこと、”復興の象徴”として再建に尽力してきた方々の思いを考えると心が痛みます。

首里城公園には公私あわせて数え切れないほど訪れてまして、実際にシロアリ駆除などのメンテナンスの様子も見たことあります。再建から30年足らずですが、その間の運用実績は非常に重いのです。だから個人的にも今回の火災は残念極まりない出来事になりました。

ただ首里城関連のニュースに接しているうちに、首里城のことを”県民のこころのよりどころ”とか”沖縄の象徴”という表現には違和感を感じます。首里城は離島(とくに宮古、八重山)の人たちからの評判があまりよろしくない。ブログ主は彼らから歴史的経緯を考えると「首里城には行きたくない」という話を実際に聞いたことあります。

つまり”県民のこころのよりどころ”などの表現には”本島出身者の驕り”がちらほら見え隠れしているのです。少なくともブログ主はそう感じざるを得ません。まぁ愚痴はここまでにして、平成29年4月5日に実際に首里城公園を訪問したときの写真を掲載します。ぜひご参照ください。

・このときはゆいレール首里駅から城壁沿ルートを通って観会門前まで移動しました。

・首里城公園内の城壁ですが、再建部分と残っていた部分がはっきりわかるのが面白いところです。

・後ろから撮影した守礼の門です。

・ここからは観会門を通って通常のルートで有料区域の正殿をめざします。

・在りし日の奉神門前です。左側の棟が焼失したようです。

・発券所です。ここで有料区域のチケットを購入します。

・在りし日の首里城正殿です。北殿と正殿は一部区域を除いて撮影禁止です。

・この日は公開された”書院(国王の執務室)”を見学しました。

・奥書院庭園の案内図です。

・さんぴん茶とお茶菓子のサービスがありましたので、おいしくいただきました。

・書院・鎖之間のパンフレットです。

・在りし日の御差床(うさすか)です。

・これは南殿に掲示されていました。

実は本日早朝に首里城公園に赴きましたが、公園内立ち入り禁止のため現地の撮影はできませんでした。ほかにもガマ遺構や、御内原(うーちばる)の写真もありますが、今回はここまでにしておきます(終わり)。

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