【那覇市長選】予期せぬ結末

ここ数日、ブログ主は23日に投開票された那覇市長選関連の記事をチェックしています。琉球新報に関しては解説記事などの写本が終わり、あとは沖縄タイムスの記事を見直したうえで、当運営ブログにて総括記事をアップする予定です。

今回は琉球新報に衝撃的なデータが掲載されていましたので先行公開します。それは令和04年10月25日付琉球新報2面に掲載された出口調査の結果で、試しに記事の一部を紹介します。読者のみなさん、是非ご参照ください。

知念氏、若年層に浸透 / 知事支持層 一部取り込む

那覇市長選出口調査

琉球新報社が23日の那覇市長選投開票日に実施した出口調査では、当選した知念覚氏が若い世代に浸透し、年代が上がるにつれて翁長雄治氏の支持が高まる傾向が見られた。政権与党の自民・公明が支援する候補を若年層が、「オール沖縄」が支援する候補者を高齢層が支持するという最近の選挙傾向と一致する。一方、知事選の投票先で玉城デニー知事に投票した人のうち、約4人に1人が知念氏に投票したとしており、玉城氏支持層の一部が流出した。

知念氏は10代~50代で翁長氏を上回った。特に20代で7割、30代で6割の支持を集めた。翁長氏は60代以上の世代で知念氏を上回り、80歳以上では6割強に浸透した(以下略)。

ちなみにグラフはそのままアップするとまずいので、ブログ主で書き換えたものを掲載します。

ごらんのとおり、翁長雄治氏の若年層に対する支持率の低さ、特に20代の不人気ぶりが際立っています。誤解を恐れずにハッキリ言うと

嫌われている

と言っても過言ではない数値ですが、ではなぜこんな悲惨な結果になってしまったのでしょうか。あくまでブログ主の仮説ですが、10月3日付のとあるツイートに対する一部マスコミの過剰反応が結果としてタケハル陣営に不利に働いてしまった可能性があるのです。

上記のひろゆき氏のつぶやきに対し、辺野古新基地建設反対の立場の人たちが(予想通り)過剰反応します。特に沖縄タイムスの一部記者は “粘着” と言ってもいいレベルでひろゆき氏を批判し続けます。批判だけじゃなく、ついうっかり呟いてしまった記者も出る有様でした。

ただし、ひろゆき氏のツイートは思わぬ副産物をもたらします。それは10月12日に那覇市長選への出馬を表明した際、過去のセクハラ言動に対して翁長雄治候補が事実だと認めた件に対し ”ファクトチェック” をしなくても済む空気が醸成されていたのです。実際に沖縄2紙は(タケハル候補がやらかした)過去の事件に対してツッコミを入れなかったばかりか、琉球新報は一部記事をしれっとWEB上から掲載を落しました。ひろゆき氏の一連のツイートに対する炎上騒ぎのおかげでそれらの行為が “不問” にされてしまいます。(掲載を落した記事は下記参照ください)

そして、迎えた23日投開票の那覇市長選では、10代から30代の若者にそっぽを迎えた翁長雄治候補が大敗してしまうのです。

ハッキリいってひろゆき氏の言動なんて、華麗にスルーすればよかったのですが、一部記者が過剰に反応することで、若年層の非購読者層に余計な反感を買ってしまう結果になったのです。ひろゆき氏への “批判” はオール沖縄勢力のバックアップのつもりだったのか、そのあたりは定かではありませんが、彼らの行為が “那覇市陥落” という最悪の結果を招いた可能性は否定できません。

ブログ主は一部記者に対し、ひろゆき氏のツイートを送ることで今回の記事を〆ます。

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