背番号 125 番 – ブルペン捕手として横浜ベイスターズに入団した選手のお話。

平成30(2018)年1月31日に、沖縄タイムス社より『プロ野球キャンプ特集 – 球春心技体磨く』の別紙が発刊されていましたので早速選手名簿をチェックしたところ、横浜ベイスターズの名簿に実に気になる名前がありました。

それはBC(ブルペンキャッチャー)兼BP(ブルペンピッチャー)背番号125番 – 具志堅秀樹(関東学院大 – 沖縄)さんで、チームサポーターとして登録されていました。もしやと思って調べてみたところ、平成25(2013)年に甲子園に春夏連続出場した沖縄尚学の正捕手だった具志堅秀樹選手のことだと気がつきました。

ちなみに沖尚時代は強肩の捕手として有名でした。小関順二さん、蔵建て男さんの短評をご参照ください。

・観戦レポート(2013年08月16日)

沖縄尚学の捕手・具志堅秀樹(3年・右右・168/73)は1回戦の福知山成美戦で、二盗を阻止したときの二塁送球タイムが1.91秒を記録した強肩である – 小関順二

http://www.hb-nippon.com/player/5601?pref=tokyo

・2013年夏 – 甲子園ドラフト候補総括(野手編)

(中略)個人的にはあんまりピンと来ないのだが、スカウトからは西川元気(浦和学院)捕手をあげる人もいる。こちらは典型的なセンス型の捕手であり、むしろ緒方(壮助 – 樟南)以上に、大学タイプの捕手ではないかと思うのだが…。ドラフト云々は別にして、具志堅秀樹(沖縄尚学)捕手は、塁間 1.7 秒台という破格のタイムを叩きだしていたことは触れておきたい – 蔵建て男

http://meisukauto.blog113.fc2.com/blog-entry-1042.html

具志堅選手は沖縄尚学卒業後、関東学院大学へ進学。そしてブルペン捕手としてプロに入団という経歴はおそらく沖縄のアマチュア野球史上初めてではないでしょうか。それゆえに実際に具志堅ブルペン捕手がキャンプ地にいるかを確かめに、宜野湾市立野球場に行ってみました。

・宜野湾市立総合運動場内にあるサブグラウンドで投手陣(石田、山崎、浜口、田中)のノックをサポートしている背番号 125 番が具志堅プルペン捕手です。

・ちなみに山崎康晃選手と談笑している具志堅ブルペン捕手。

ブルペン捕手は過酷だと聞きますが、こういう形でのプロ野球の世界に飛び込む若手うちなーんちゅは一野球ファンとして素直に応援したいところです(終わり)。


【追記】 せっかくなので宜野湾キャンプの様子をアップします。

・毎年恒例の宜野湾キャンプの看板です。

・一軍参加メンバーと本日の練習メニューです。

・球場内です。フリー打撃中でしたが細川成也選手の打球がヤバすぎでびっくりしました。

・画質悪いのですが、神里和毅選手(糸満 – 中大 – 日本生命)のロングティーです。

・サイン会を開催していましたが、大勢の人が並んでいました。

・山本昌さんがキャンプに訪れていました。インタビューを収録している様子で、相手は東克樹選手かな?

・2013年春の選抜 – 沖縄尚学vs敦賀気比ダイジェスト11分28秒から、與座海人投手(現西武ライオンズ)が登板、具志堅捕手が盗塁を刺すシーンです。

 

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