【高校野球】俺が調子に乗って興南ブロックについて語ってみよう

本日(6月14日)から第107回全国高等学校野球選手権沖縄大会(以下夏の県予選)が絶賛開催していますが、今回は第四シードの興南ブロックについて言及します。

※PCの調子が悪くて記事アップが遅れてしまいました(汗)

今月8日の第54回招待試合の第二試合において興南は東洋大姫路に7-1で敗れました。ブログ主はこの試合は5回裏終了時点で球場を後にしましたが、正直なところあまりいい試合内容ではありませんでした。ただしブログ主は春の県大会の二試合(八重山商工、宜野座)を現地観戦しましたので、それらを踏まえて興南高校の戦力について分析します。

ちなみに今年の興南チームは去年と違って “打高投低” であり、それゆえに「打てなかったら負ける」という図式が確定しています。とはいっても秋から春にかけて急成長を遂げたチームの一つでもありますので、個人的には期待大のチームでもあります。

投手力

背番号10の後藤葵季投手(2年)が主戦で、彼の実力は申し分ありません。だがしかし2番手以降の投手が未知数です。招待試合では比嘉澄久投手(3年)が先発しましたが、バックネット裏で彼のピッチングを見ていた島袋洋奨コーチの厳しい表情から “察する” ものがありました。しかも春の大会はショートで先発出場していた山名陽彩くん(3年)が投手登録されているあたり、投手陣の厳しい現状がうかがえます。

攻撃力

実は招待試合に出場した4チームのなかで、興南打者の打球スピードが一番早かったです。冬トレで打撃を磨き上げただけあって、個々の打者は振れているなと印象ありましたが、県大会決勝も招待試合も

バットは振れている(だがしかし点が入るとは言ってない)

という野球をやらかしてしまいました。とはいっても春の県大会は猛打で決勝まで進んでますので、打線は十分期待してもいいでしょう。とくに1番山川・2番前原※のコンビは沖尚の1,2番コンビに匹敵するレベルで間違いありません。

※前原裕樹選手(3年)がめっちゃいい選手になったわ。

注目選手

招待試合の登録選手から丹羽蓮太くん(2年)と後藤葵季くん(2年)の中心選手が外れてましたが、6月14日付沖縄タイムスの選手名簿には登録されているので、どうやらケガとかではなさそうです。個人的に注目は背番号3の玉那覇蓮選手(3年)で彼は165センチしかありませんが、長打力が魅力の選手です。おそらく山川・前原の1,2番の後の3番を任されると予想します。

興南ブロック

今年の夏の県予選のシード4校(沖尚、エナジック、宜野座、興南)のなかでもっともキツいブロックが実は興南ブロックです。興南がベスト4に勝ち進むには、前原→美里工業→コザの対戦順になると予測してますが、問題は各チームに好投手がいることと、公式戦で2回負けているコザが同じブロックに入ってしまった件です。

なのではっきりいってどこでコケてもおかしくありませんが、逆にこの3チームを猛打で退けてベスト4まで勝ち進むと、満を持して沖尚と対戦することになるでしょう。そうなると1発勝負なので何が起こるかわかりませんし、今年の興南はそれだけの魅力を持ったチームなのです。個人的には “推し” チームの1つなのでちょっと甘めな予想かなと思いますが、彼らが素晴らしい成績を残してくれることを期待しつつ、今回の記事を終えます。

【追記】招待試合と夏の大会の選手登録を貼り付けておきます。