【高校野球】俺が調子に乗って第54回招待試合について語ってみよう 宜野座編

まもなく第107回高校野球選手権沖縄大会(夏の県大会)が始まりますが、今回は今月8日に行われた第54回招待野球試合の宜野座vs東洋大姫路についてブログ主なりに言及し、それを踏まえた上で夏の県大会の宜野座ブロックについて考察します。

ちなみに、2日間を通して唸るような暑さの影響か、バックネット裏で見た限り姫路の選手たちのコンディションがいまいちだった感がありました。実際に姫路の選手たちは沖縄の選手たちに比べて(まったくと言っていいほど)声が出てなかったですし、しかも宜野座との試合はアンラッキーな展開が続きました。だがしかしそれを差し引いても秋春の近畿チャンピオン相手に普通に勝っちゃった宜野座高校の戦いぶりは見事の一言です。

※宜野座高校のスタメンです。

この試合の注目はエースナンバーを付けた新垣元基くん(宜野座)で、ブログ主がチェックしたところ最速140㌔と春の県大会に比べて若干遅いかなとの印象を受けましたが、終わってみれば6回1失点、103球、三振5、四死球2、ヒット3本でしっかり試合を作りました。

実は2回の表に新垣投手は36球も投げさせられているんですよね。そして変化球の制球に苦しんでましたので姫路の打者がストレートを狙い打ちましたが、そのストレートをことごとく打ち損じる流れになったんです。思い起こせば春の県大会の決勝も同じ展開でしたね。

この試合で一番驚いたのが8回表から登板した左腕の東成投手(宜野座)で、彼が外野手兼投手であることは知っていましたが、最速135㌔でスライダーにも威力があり、普通に姫路打線を抑えていました。実際に彼は東洋大姫路の左腕投手よりも良かったです。

ブログ主は宜野座の試合を2試合しか見ていないので断言はできかねますが、このチームの長所は守備のリズムが崩れない点です。そしてディフェンスの安定感は私学チームにも引けをとりません。ただし打線に関してはつなぐ意識は強いものの、やや拙攻が多いかなとの印象があります。それでも今年の公立ナンバーワンのチームで間違いなく、それを踏まえて宜野座ブロックの展開を予測します。

宜野座ブロック

宜野座ブロックで目を引くのがは3回戦での対戦が予想される宮古vs沖縄工業の勝者です。ブログ主は秋春の公式戦で宮古高校の試合を現地観戦しましたが、最低ベスト8クラスの実力を持つ好チームと想定してます。ただしチームが秋に比べて春はあまり成長していない感もあったので、沖縄工業との試合は厳しい戦いを強いられるのではと予想します。

そして何よりの注目が宜野座ブロックにKBCがいることです。KBCの特徴は

公立強豪絶対殺すマン

といっていいほど公立高校に対しては圧倒的に強い点です。それゆえに組み合わせを見たブログ主は「KBCが勝ち上がる」と思いましたが、宜野座vs東洋大姫路を現地観戦して考えを変えざるを得ませんでした。ちなみにKBCも春の県大会を現地観戦しましたが(0-1で美里工に敗退)、投打にタレントがそろった好チームに仕上げてきたなとの印象でした。だがしかし今の宜野座との対戦はどちらが勝つか全く予想つきません。そして

宜野座vsKBCの勝者が決勝に進む

とすら考えてます。もしもブログ主の予想どおりベスト8で対戦が実現したら、必ず現地観戦しようと思いつつ記事をまとめた次第であります。最後に招待試合における宜野座高校のベンチ入りメンバーを紹介して今回の記事を終えます。