【高校野球】俺が調子に乗って第54回招待試合について語ってみよう 沖尚編

今月7,8日の2日間の日程で、沖縄セルラースタジアム那覇において(高校野球)第54回招待野球試合が行われ、我が沖縄からは沖尚、エナジック、宜野座、興南の4チームが招待校の東洋大姫路と対戦しました。

秋春の近畿チャンピオンでもある東洋大姫路相手に、我が沖縄代表は2勝2敗の結果に終わりましたが、今年の夏の県予選を占う上で重要なイベントと判断したブログ主は、4試合を現地観戦してきました。それを踏まえた上で、ブログ主なりに招待試合の結果、および夏の大会の展開を予想しました。高校野球好きな読者のみなさん、ぜひご参照ください。

沖縄尚学vs東洋大姫路

秋春の近畿チャンピオン(東洋大姫路)と秋の九州王者(沖尚)でともに選抜出場の激熱カードですが、試合は1-0で沖尚が勝利しました。この試合のスタメンは以下ご参照ください。

この試合で先発した両投手の出来が素晴らしく、特に末吉投手(沖尚)は東洋大姫路を相手に7回105球、三振7つ、四死球なし、被安打3の文句のつけようのない出来で、姫路打線は手も足もでない状態でした。圧巻だったのが7回ワンアウト2塁のピンチで、後続の打者を連続三振で切り抜けた場面です。ちなみにこの場面はセカンドの比嘉くんのエラーでランナーが2塁進塁のけっこうなピンチだったのですが、末吉 – 山川のバッテリーは落ち着いて処理した感がありました。

守備面についてはショートの眞喜志君がベンチスタートでしたが、特に問題なさげでしたし、攻撃面も1点しか取れませんでしたが、7,8イニングでは木下投手を捉えかけた場面もあったので、そこまで心配する必要はなさそうです。ちなみにこの試合で沖尚はそれなりにヒットは打ってますので、やはり春の九州大会の3安打完封負けは「事故」だったと確信しました。

その他の選手について言及すると、4番の比嘉大登選手について、ブログ主は彼が4番に座る試合を始めて現地観戦しましたが、彼の面白いところは、6番すれば6番の、3番にすれば3番、そして4番に据えたら4番がサマになる選手なんだなと実感しました。この試合でも結果捕殺でしたが8回裏ツーアウト1,2塁の場面でレフト前ヒットを打っています。

そしてブログ主推しの阿波根裕選手ですが、彼も興味深いことにブログ主が試合観戦すると必ずといっていいほど活躍するんです。この試合でも2回表のタイムリー2塁打が決勝点になりました。身体は大きくありませんが、今年の沖尚で最もバッティングセンスがある選手ではないかと思いますね。

沖尚ブロックの展望

招待試合の結果を踏まえ、ブログ主は「今年の沖縄で末吉・山川のバッテリーを攻略できるチームはない」と考えていますが、だからといって沖尚ブロックを順当に勝ち進めるとは断言出来かねます。というのもブログ主が見た限り末吉君が先発しないと厳しい試合が3試合(2回戦、準決勝、決勝)あり、しかも今年の沖尚は末吉君の連投を想定していない投手運用なので、準決勝か決勝のどちらでコケてる可能性が否定できないからです。

だがしかし、東洋大姫路との試合を見た限り、選手たちのコンディションは問題なさそうなので、優勝候補最有力チームであることは間違いありません。最後に参考までに招待試合のベンチ入りメンバーを紹介して今回の記事を終えます。