
前回の記事において、6月7日に行われた東洋大姫路と沖尚との試合について言及しましたが、今回は同日第2試合のエナジック戦についても触れておきます。ちなみにこの試合は11-5でエナジックは大敗を喫してしまいますが、ブログ主は現地観戦で初めてエナジックの “酷い試合” を目の当たりにして、変な感慨を覚えた次第です。
ちなみにこの試合のエナジックの先発は1年生投手であり、そのあとは3番手投手たちの継投となったので、「投手運用をガチっていない」がための結果とも言えなくはありませんが、残念ながらその言い訳は通用しません。というのも対戦相手も東洋大姫路の投手継投も似たようなものでしたし、なにより6回裏2アウトからの6失点での敗北の前にはどんな言い訳も通りません。参考までにこの試合の両チームのスタメンを紹介します。
※ちなみに東洋大姫路の4番瀬口くんは新1年生であり、2番手で登板した木ノ下投手も1年生左腕です。
ちなみにこの試合は(観戦ノートを再チェックすると)、2回裏の4失点はセンター砂川くんのエラーがらみでもありますし、攻撃のリズムを走塁死で潰すシーンも散見され(1・2・5回)とあり、現時点でのエナジックの悪いところが “てんこもり” との感すら受けました。なので「この試合で膿は出し切った」と割り切って県大会に臨むしかありません。
ただひとつブログ主が割り切れなかったのがこの試合で7番を打っていた山城幹大捕手が精細を欠いていたように見受けられた点です。エナジックの攻守の要でもある山城くんの不振は勝敗に多大な影響を及ぼしますので、非常に気がかりです。それを踏まえた上でエナジックブロック(第二シード)について予想します。
エナジックブロック
今年のエナジックは去年と違って組み合わせに恵まれており、ベスト4までエナジックを止めそうなチームは見当たりません。ベスト8での対戦が予想される北中城が最初の関門ですが、おそらくそこはクリアできるでしょう。ただし第三シードの宜野座ブロックから勝ち上がってくるチームとの対戦が極めて厳しいと予測します。
宜野座ブロックから勝ち上がってくるのは、おそらく宜野座かKBCの2チームと予想できますが、今の宜野座との対戦は極めて危険ですし、投打にタレントが揃っているKBCが相手でも厳しい戦いを強いられるのは間違いありません。
逆に言えば、準決勝をクリアすればその勢いで優勝のシナリオも見えてきます。エナジックの強力な2枚看板投手(久高・福本)の実力ならベスト4は固く、その先をどう戦っていくかがカギです。まぁ本来の実力を出し切れば優勝候補の一角であること間違いないので、今日の試合を(交通事故だと)割り切って考えられるかがポイントになりそうです。
最後に招待試合の登録メンバーを紹介して今回の記事を終えます。