(続き)前回の記事において、第51回衆議院議員総選挙(以下衆院選あるいは衆院選2026)における参政党の躍進について言及しましたが、今回は(皆さまお待ちかねの)沖縄2区についてブログ主なりに総括しました。
というか、この案件は1月28日の記事の内容が “だいたい当っていた” ので、今回は補足としてまとめてみました。
まず、声を大にして言いたいのが、沖縄2区におけるオール沖縄陣営の惨敗の1番の原因は新垣邦男候補が中道改革連合(以下中道)から立候補したこと、これにつきます。理由は簡単、ためしに令和08年2月11日の沖縄タイムス社説の一部をご参照ください。
大浦湾側の軟弱地盤改良に伴う埋め立て設計変更申請で、国は23年12月に知事の権限を取り上げ、「承認」を代執行した。大浦湾側での工事は進んでいる。それから初めての知事選となる。玉城知事は「対策が不十分」と不承認にした。県民が選んだ知事の決定を国が上書きした形で、地方自治をないがしろにしている。(社説:知事選の行方 – 政治地図の変化顕著により)
この時の国土交通大臣は誰でしたっけ? これ以上の説明はいらんでしょう。しかもクニオさん、離党騒動の際に次期衆院選は無所属で出馬と言明していたのを思いっきり手のひら返しましたからね。
ちなみに新垣陣営は「辺野古反対の信念はぶれていない」と強調していましたが、そんなこと関係ないのです。
福島瑞穂さんを説得できない人物が、斎藤鉄夫さんを説得できるはずがありません。
そういうところが見透かされて、社民党中央が公認した瑞慶覧候補にある程度の批判票が集まったのです。
参考までに、1月22日付琉球新報2面によると
山城氏は新垣氏に「全国の党組織も、沖縄政界も、オール沖縄も大混乱する。せめて知事選までは踏みとどまってくれ」と再三懇願したが聞き入れられなかったとした。(以下略)
とあり、極めて不本意ながらも新垣氏が社民党に踏みとどまって公認候補として立候補してたら勝てましたね。なので今回の沖縄2区におけるオール沖縄の惨敗は “必然” としか言いようがありません。
それに加えて、今回の衆院選における社民党の対応も酷いの一言です。党として辺野古新基地反対の”筋を通す” のはいいのですが、沖縄2区に所縁のない候補者を擁立し、しかも県連の決定をすっぽかして党中央が公認する……これだけでもヤバいのですが、2月4日に照屋大河さんをはじめ社民党所属の市議や県議が新垣邦男候補の応援演説をしたことには心底ビックリしました。
これって(事情がどうであれ)公然たる反党行動、しかも最も罪が重い「選挙妨害」でしょう。たしかに社民党県連の重鎮たちの “暴走” にブチ切れている気持ちは十分理解できるも、やっていいことと悪いことはあります。ちなみにブログ主はこの話を聞いて宮崎候補の勝利を確信しました。
照屋タイガ(社民党沖縄県連 前代表)
幸喜かなし(社民党 沖縄県議)
仲程たかし(社民党 うるま市議)
伊敷まこと(社民党 豊見城市議)
渡嘉敷直久(社民党沖縄県連 沖縄市支部長)
新田宜明(社民党沖縄県連 南部総支部長)#新垣クニオ の応援で続々宜野湾入り。https://t.co/NEEvvg1n6T— 宮城 一郎 (@16_miyagi) February 4, 2026
つまり社民党県連は組織も個人も “ガバナンス” が崩壊しているのです。それゆえにこんな連中が落選したことは沖縄2区にとっては非常に歓迎すべきことなのです。
宮崎政久候補の勝因についても少しだけ触れますが、選挙対策本部が民間の高市人気と沖縄2区の現状を正確に見定めたうえで衆院選を戦い抜くプランを策定・遂行し、勝利を勝ち取ったとの当たり前のことをやっただけです。しかもミヤザキ候補は3回連続保守分裂での選挙戦でしょう、ハッキリ言わしてもらえば、候補者の人柄もさることながら、選対のレベルが違いすぎたのです。
今回はすこしキツい内容でまとめましたが、この選挙をきっかけに沖縄2区の有権者が当たり前のことがちゃんとできる候補者に投票してくれることを熱望しつつ今回の記事を終えます。
【追記】参考までに1月28日の記事も再読していただくとありがたいです。