俺が調子に乗って第140回九州地区高等学校野球大会について語ってみよう その2

本日(4月23日)、前日の雨天順延のカード(美来工科vs九州国際大付、福岡大大濠vs明豊)を観戦してきましたので、そのレポートをアップします。

第一試合 美来工科 11-1 九州国際大付属(7回コールド)

・スターディングメンバーです。

・試合終了時の写真です。

九州国際大付属は、背番号11番の左腕、森田勇翔投手(3年)が先発。美来工科はエースで4番の山内慧くん(3年)が先発。初回は両投手とも立ち上がりが上々も、2回表に森田くんが美来工科の打線につかまり、痛恨の4失点を喫してしまいます。エラーが絡んだ失点で、この回の大量失点が九国ナインに与えた動揺は大きかったです。

美来工科もエース山内くんが2回裏に突如乱れて、塁上に2人のランナーをためるも、下位打線が抑えられてしまい無失点で終わってしまいます。2回の攻防が結果として試合を決定付けた印象です。その後小刻みに加点した美来工科に対して、九国は立ち直るキッカケをつかめずディフェンスが崩壊して、最後はコールド負けを喫してしまいます。

美来工科は、エース山内くんが2回から4回まで制球が乱れて危なっかしい内容でしたが、5回からは立ち直り、6回4安打1失点の素晴らしい結果を残しました。本日の最速は138km、県大会では投げなかった(と思う)ゆるいカーブを交えて九国打線を抑えることに成功しました。九州国際大付の打者は最後まで山内君のストレートを捕らえることができませんでした。

九州国際大付属高校は、2014年から3年連続で夏の甲子園に出場している福岡の名門です。その相手に投打ともに圧倒してコールド勝ちする予想外の内容でブログ主はびっくりしました。打力は九州のチームに対しても通用すると予想したのですが、送りバントやディフェンスなどの細かい点でもミスがなく、チームとして一段と成長した印象を受けました。今後の日程はキツいのですが、1試合でも多く九州の強豪との公式戦を経験することで、夏の県予選にいい形でつなぎたいところです。

第二試合 福岡大大濠 10-0 明豊(6回コールド)

・試合開始前です。三浦投手がスタメンで、ブログ主はこの時点でテンションマックスでした。

・画質はあまりよくありませんが、三浦 – 古賀のバッテリーです。現時点で日本一のバッテリーかもしれません。

・試合終了時の写真です。

この試合も春のセンバツベスト8の福岡大大濠が貫禄の勝利を収めました。ブログ主にとって最大の収穫は三浦銀二投手(福岡大大濠)の投球を見ることができたことです。センバツでテレビ観戦したイメージそのままで、バランスのよい美しい投球フォーム、テンポのいいピッチング、フィールディング等に完全に魅了されました。高校時点でこれだけの完成度の高い投手は滅多にお目にかかれません。(最速は球場のガン表示で142knでした)

福岡大大濠は、三浦―古賀のバッテリーを中心としたディフェンスが強固で、打撃もつなぎの意識が強く投打ともに隙のないチームに見受けられ、さすが甲子園で優勝を狙えるチームだなと実感しました。対する明豊は序盤の失点が痛かったです。最終的にはディフェンスが崩壊して大敗を喫してしまいます。

その他の沖縄県勢は、セルラースタジアム(那覇)の試合で、鹿児島実 2-1 興南、沖縄尚学 6-1 鹿町工の結果になりました。興南高校は惜しくも負けてしまいましたが、秋の九州大会の敗戦(対大分、2-7)、春の3位決定戦(対美来工科、10-17)から良くぞチームを立て直した印象があります。ブログ主は3位決定戦を現地で観戦しましたが、ディフェンスが大崩壊して9-3の展開から最後は10-17での大敗でしたので、負けは悔しいのですが短期間でディフェンスを立て直したことは高く評価したいです。

明日はブログ主お目当ての山口翔投手擁する熊本工業に美里工業が挑みます。美里工業ナインも今日の3チームに負けないぐらい全力を尽くして試合を行うよう切に願います。

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