俺が調子に乗って第65回沖縄県高等学校春季大会のベスト9を発表してみよう

平成30年(2018年)3月21日から始まった第65回沖縄県高等学校春季大会も、残すは4月3日の決勝を残すのみとなりました。ちなみに本日(4月1日)は準決勝2試合が行われ、第一試合はKBC未来沖縄が2-1で沖縄尚学に勝ち、第二試合は興南高校が13-0(7回コールド)でコザ高校に大勝しました。ただし今回は少し趣きを変えて、ブログ主が(調子に乗って)今大会のベスト9を発表します。野球好きの読者のみなさん、是非ご参照ください。(以下敬称略)

投手 山城郁也(中部商業)

捕手 池間大智(沖縄尚学)

一塁手 仲村匠平(興南)

二塁手 川端琉一朗(沖縄水産)

三塁手 小濱佑斗(中部商業)

遊撃手 大城大空(コザ)

外野 知念大成(沖縄尚学)、知念侑輝(中部商業)、宮城大弥(興南)

【投手】 中部商業の大型右腕(181㌢)の山城郁也投手が個人的に今大会のナンバー1です。平均球速は130㌔中盤ですがストレートの切れが抜群で、初戦の真和志戦では面白いようにストレートで三振を奪いました。今後楽しみな投手の出現です。次点は右腕の元悠次郎(沖縄尚学)、左腕の護得久廉(コザ)、元は184㌢の長身から最速141㌔のストレートと切れのある縦の変化球が魅力、護得久は170㌢のコントロール抜群の左腕でとにかく起用な選手です。

【捕手】 池間大智(168㌢)の一択です。配球面、そしてディフェンスにおけるリーダーシップで他の高校の捕手とは一線を画していると言っても過言ではありません。次点は遠矢大雅(興南)、今日のコザ戦で初めてみましたがリード面に優れた2年生捕手です(そして今日の試合は打撃でも貢献)。

【内野】 一塁手は今大会不振とのうわさがありましたが、やはり仲村匠平(興南/177㌢/右投げ左打ち)がナンバー1、次点は美来工科の強打の4番打者比屋根京介(172㌢86㌔/右投げ右打ち)でしょう。二塁手は根路銘大希(興南)が怪我で今大会は出場していないのですが、沖縄水産の俊足強打の2年生セカンド、川端琉一朗(170㌢/右投げ左打ち)の動きのよさが目立ちました。

今大会は遊撃手に優れた選手が多いなとの印象がありましたが、個人的に気に入ったのがコザの大城大空(162㌢/右投げ左打ち)で守備範囲の広さが魅力のショートです。次点はこれまた守備範囲の広い沖縄尚学の2年生ショート高良魁(168㌢/右投げ右打ち)になります。三塁手は打撃が魅力の中部商業2年の小濱佑斗(175㌢/右投げ右打ち)、次点は個人的にお気に入りの興南2年のサード兼城裕明(168㌢/右投げ右打ち)です。

【外野】 投手兼外野の選手が2人選出しました。知念大成(沖縄尚学/179㌢/左投げ左打ち)宮城大弥(興南/173㌢/左投げ左打ち)は強肩強打の外野手としても県内屈指の選手です。ちなみに宮城は宜野湾戦で先発して14三振完封勝利のチート選手です。ブログ主は本日(コザ戦)で初めて彼の打撃を見ましたが、どっしりとした構えからライナー性の鋭い打球を飛ばしていました。知念大成は投打にセンス抜群で強肩強打の外野手としても十分いけると思います。

そして今大会ナンバー1の選手は中部商業の知念侑輝(180㌢/右投げ右打ち)で間違いありません。彼の最大の長所はタイミングを多少狂わせても打てる点に尽きます。右バッターでこれだけセンスある選手はここ数年記憶にありません。間違いなく全国レベルの選手です。

いかがでしょうか。大雑把にベスト9を調子に乗って選出しましたが、秋の大会に比べて面白い選手がいっぱい出てきたなとの印象があります。ほかのチームにもいい選手が複数いましたし、夏の大会で新たな選手が台頭することも十分ありえます。沖縄の高校野球界やるなと実感しつつ、今回の記事を終えます。

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