子どもの貧困問題と教育について その2

前回の記事で、貧困の連鎖は教育によって断つことを記載しました。この発想はブログ主のオリジナルではなく、先日参加したフリースクールの講師が主張された内容で、歴史的に見るとまさにその通りなのです。たとえば琉球王国時代の構造的な貧困問題は、人口の多数を占める百姓階級に就学の機会がなかったことが一因です。

琉球王国、および大日本帝国時代の沖縄県には子供の貧困問題はありませんでした。理由は簡単で

1.みんな貧困だから誰も気にしなかった。 

2.いざとなれば子供を売り飛ばすことで解決した。 

3.それもできない場合は、一家離散か潔くあの世に旅立つ。 

という現代の常識からは及びもつかない状態だったのです。子供を売り飛ばす、あるいは捨てる行為は現代でも発展途上国では日常茶飯事のように行われていて、我が沖縄県でも80年前までは実際にあったのです。ただし現代ではこのような行為は社会通念上許されません。それ故に親の育児に対する責任は昔に比べると極めて重くなっているのです。

それでは現代においてどのような方法で教育を行い、子供の貧困を解決することができるのでしょうか?ブログ主は現代教育論には無知ですが、自分自身を大切にできない人物がまともに子育てできるわけがないことだけは確信しています。それ故に先ずは自分を好きになる努力ができて初めて子育ての資格があると思うのです。

自分を愛し、地域社会を大切にし、そして国を誇りに思うは「言うは易し、行うは難し」のことわざ通りですが、 逆に言えば自分自身を大切にできない分際では、地域社会も国も大切にできないということなのです。そのため貧困の連鎖を断ち切る教育とは自分に自信をつけること、自分を大切にする精神を涵養することを第一義に行わなければなりません。

具体的には特技を身に着けることです。学歴エリートを極めるのもいいですし、一芸に秀でるのもいいでしょう。自分の得意分野については自信を以て行動できるようになればいいのです。その観点からすると現代の歴史教育はハッキリ言って間違っています。沖縄における被差別意識を前提とした歴史観は、沖縄県民に不要な劣等感を植え付けるだけで自己愛の培養には全く役にたちません。

現代の歴史認識については後日述べることにして、いまさら特技を身に着けるにしても年だし……という人もいるかもしれません。そんな貴方に手っ取りはやく自己愛に目覚める方法があります。それは

1.自分のお腹に手を当てて 

2.たっぷんたっぷんの我が儘ボディーの場合は 

3.即刻ダイエットして身体を引き締めましょう。 

になります。我が儘なボディーの人間が自分を大切にしているとは到底思えないので、先ずは自己改革の一環として身体を引き締めることから始めましょう。そうすると世界観がガラッと変わります。ダイエットに成功すると子供や周囲の見る目が明らかに違ってきますし、無駄な食費も節約できますし、沖縄県のメタボ率の低下にも貢献できます。ハッキリ言って良いことだらけです。特に教師の皆さんは我が儘ボディーの人が多いのでもっと節制しろと突っ込みたいです。

自己を律することができない人間が子育てするから貧困は連鎖するのです。それを断ち切るのは先ずは自己を愛する心を涵養することが肝心です。ブログ主のように自己を愛し過ぎて回りがドン引くレベルになっては困るのですが(汗)、自分に卑屈になって人生を過ごすよりはマシです。ささやかではありますが、そのための手助けをできる限り行っていくことで、沖縄社会に貢献できれば、ブログ主としてはこんな嬉しいことはありません。(終わり)

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