俺が調子に乗って第140回九州地区高等学校野球大会について語ってみよう

平成29年4月22日から27日にかけて、沖縄県にて春季高校野球大会が開催されます。前回開催は平成21年(2009)で、約8年ぶりの待ちに待った地元沖縄での大会です。ブログ主は前回大会も興南高校の試合を中心に数試合観戦しました。そのときの成績と主な出場選手をざっと纏めてみましたのでご参照ください。

いま振り返ってみると、豪華なメンツが出場していたなと思いますが、そのほかにも春季の沖縄県予選には大嶺 翔太(八重山商工)、嶺井 博希(沖縄尚学)、運天 ジョンクレイトン(浦添工)など後にプロ野球の世界にすすむ面々も出場していました。2009年当時の沖縄の高校野球はセンバツに出場していた興南高校が頭ひとつ抜けていましたが、その他のチームも好投手を揃えていて高いレベルで競っていた記憶があります。

ちなみに平成21年度の九州大会で忘れられないのが、今宮 健太(明豊)の動きです。内野手で出場していましたが、タレント揃いだった当時の明豊ナインのなかでも別格の存在感があって、ベスト8で対戦した興南高校の島袋投手のインコースのストレートを左中間に長打をかっとばした打撃には本当にびっくりしました。彼のプレースタイルはまさに「運動神経だけで野球をしている」という感じで、スバ抜けた身体能力・運動神経の持ち主だと確信した覚えがあります。

昔話はここまでにして、では平成29年度に出場する我が沖縄県のチームはどうかと言えば、先の県大会を観戦した感想から申し上げますと、残念ながら1勝すれば御の字かなと思います。戦力的には県大会優勝の沖縄尚学がずば抜けているのですが、仮に初戦を突破したあとのベスト8の対戦相手が、秀岳館と西日本短大付との勝者というハードモードです。興南も美里工も戦力的に初戦突破は厳しいかなと思います。

暗い話ばかり続けるのもなんですし、個人的には沖縄3位の美来工科に注目しています。このチームにはブログ主一押しの山内慧くんが所属して、チーム打撃はおそらく今大会出場校のなかでもトップレベルかと思います。県大会では山内くんが不調(ただし打撃は絶好調)のため、ベスト4でまさかの敗戦を喫しましたが、今大会は九州国際大付属、そして次が熊本1位の文徳という現在のチームの実力を測る上では絶好の相手に恵まれました。初戦が地元のコザしんきんスタジアムであることもプラス材料です。一試合でも多く九州の強豪と試合することによって、チームが一段と成長することを期待します。

最後にブログ主が個人的に注目している選手は

砂川リチャード(沖縄尚学)

山内慧(美来工科)

古賀悠人(福岡大大濠)

山口翔(熊本工)

あたりになります。とくに山口くんは今から観戦が待ち遠しいです。今回の九州大会は沖縄の高校野球が冬の時代に突入したことを実感する厳しい結果になるかもしれませんが、それでもブログ主は沖縄の球児を全力で応援します。そしてブログ主を見返すほどのすばらしい活躍を見せてくれることを切に願います。

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