高校野球 歴史的な試合を観戦してきたお話。

本日は慰霊の日で沖縄県内は公休日にあたります。例年ゴールデンウィークを過ぎると梅雨入り、慰霊の日前後で梅雨明けのパターンで、それにあわせて夏の高校野球選手権沖縄予選が開催されます。ブログ主は今回歴史的な試合を観戦する機会に恵まれましたので、その試合を見に北谷球場へ行ってきました。同時にコザしんきんスタジアムで行われた興南 vs 向陽の結果とあわせて試合観戦レビューを掲載します。

・コザしんきんスタジアムで行われた第一試合(興南 vs 向陽)の試合前の様子です。興南高校の我喜屋監督が元気にシートノッカーを勤めていました。

・興南高校のエースは左腕の川満大翔くん(177cm/70kg)。ストレートの平均球速は 120km 後半ですが、球速表示より速く感じます。本日のマックスは 135km、ただしギアを上げるとコントロールが乱れる傾向あります。彼は春の県大会および九州大会で急成長、ブログ主期待の選手でもあります。龍谷大平安の市岡奏馬くん(現明大)に似ているなと感じました。

・それ以上に驚いたのが1年生左腕の宮城大弥君です。身長は 173cm とあまり大きくありませんが、いきなりストレートで 135km をマークし、変化球のキレやコントロールも抜群でした。今後の沖縄の高校野球をリードする存在になること間違いありません。ブログ主が観戦した2イニングは3者凡退で完璧に抑えました。最高の公式戦デビューです。

・本日目的の試合は北谷球場なので、この時点でコザしんきんスタジアムを後にしました。試合は 9-2 で興南がコールド勝ちします。興南高校は1年生の2人(宮城大弥、根路銘太希)が加入したことでチームが一新しました。特に根路銘くんが2番セカンドに入り1,2番の出塁率が改善されたことで、秋や春とは見違えるほど打線が強力になりました。実に楽しみなチームの誕生です。

・北谷球場に到着します(この時点で10時30分)。第一試合の前原vs球陽の試合が行われていました。乱打戦の末に 15-4 で前原高校のコールド勝ちです。やはり夏のチームは打線が強力です。

・我が宜野湾市の4番目の高校野球部である沖縄カトリック高校の試合前の様子です。ブログ主の10年近くにわたる高校野球の現地観戦でも創部初の公式戦に遭遇したのは今回が初めてです。宜野湾市民&野球好きとして是非応援しないといけないと思い、本日観戦しました。

・6月17日の沖縄タイムスに掲載された、沖縄カトリックの紹介記事です。部員が12人しかいないので、シートノックは補助委員校の読谷高校野球部が手伝いをしていました。

・歴史的な瞬間です。対戦相手の小禄高校はベスト8クラスの実力を誇ります。

・初回終了時点で 0-3 のスコアです。ちなみに沖縄カトリックの公式戦初打席はサードゴロでした。ブログ主は初回10失点を覚悟していましたが、小禄の強打線を3失点に抑えることができたのは本当に凄いと思いました。

・試合は結局5回コールド、11-1 のスコアで沖縄カトリック高校は負けてしまいます。だがしかしこの前まで中学生だったナインが、県内ベスト8クラスのチーム相手に大健闘したと言っても過言ではありません。ブログ主は 20-0 のノーヒットノーランのコールド負けを想定していました。

・試合後の沖縄カトリックのチームの様子です。創部初の公式戦ということで県内マスコミの取材攻めにあっていました。

この試合において沖縄カトリック高校ナインは下記の実績を残しました。初得点と3回裏の0封は素直に凄いと思います。投打にまだまだ実力が足りず、やはり体力が絶対的に不足です。4回裏でナインはバテバテで、この点の改善が急務だと実感しました。彼らの次の目標は秋の公式戦で9回を闘い抜くことです。だがしかし予想以上のナインの健闘にブログ主は満足、今後も時間が許す限り沖縄カトリック高校の試合は現地観戦しないといけないと思った次第であります。(終わり)

・公式戦初のダブルプレー成立(2回裏、4-6-3の併殺)

・公式戦初安打。

・公式戦初の得点(4回1アウト1,3塁で併殺崩れの感に得点)

・3回裏の守りで公式戦初の0封。

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