令和03年版我が沖縄で最も有効なコロナ対策を考えてみた件

当ブログでも既に取り上げた案件ですが、今月1日、沖縄県庁1Fロビーで玉城知事ほか政界、財界、医療界のトップが顔をそろえて記者会見を行ない、県民に対して新型コロナウィルス感染への人流抑制を要請しました。

翌日2日付の記事によると玉城知事は「セルフ(自発的な)ロックダウンのつもりで行動を抑制してほしい」と述べ、県民へ危機感の共有を強く呼び掛けました。ところが人流抑制の要請など、現実にはあまり効果がない実例が散見されましたので、その実例を紹介します。

本日付沖縄タイムスプラス(電子版・有料記事)によると

日本野球機構(NPB)入りを目指す琉球ブルーオーシャンズは22日午後3時までに選手やコーチら計15人が新型コロナウィルスの要請判定を受けたと発表した(下略)

と報じていますが、詳細は同球団のホームページのニュース・イベント内の “8月22日 / 新型コロナウィルス感染経過概要と内部調査報告 について” をご参照ください。

もうひとつ、本日12時付のRBCニュースによると “遠征先でキャバクラ / BO(ブルーオーシャンズ)で15人感染”との 題字がつけられており、選手たちの危機管理の低さが結果として感染拡大につながったことが伺えます。

https://www.youtube.com/watch?v=ADP3WQ8Iqb8

(注)動画が視聴できないため、RBCスクープ投稿の記事リンクを貼り付けておきます。

https://www.rbc.co.jp/news_rbc/%e7%90%89%e7%90%83%e3%83%96%e3%83%ab%e3%83%bc%e3%82%aa%e3%83%bc%e3%82%b7%e3%83%a3%e3%83%b3%e3%82%ba%e3%80%8015%e4%ba%ba%e3%82%b3%e3%83%ad%e3%83%8a%e6%84%9f%e6%9f%93/

 

この事例からもハッキリわかるように、琉球ブルーオーシャンズの集団感染は

若い世代に対して行動抑制を唱えても効果は期待できない

ことを世間に知らしめたのです。そしてこの事件は琉球ブルーオーシャンズの設立理念である「沖縄の地をリスペクトし、県⺠と共に歩み、共に繁栄する」に真っ向から反してますので、球団存続は極めて厳しい状況と言わざるを得ません。現に下記引用のツイッターからファンからも見捨てられつつある現状が伺えます。(すでに琉球ブルーオーシャンズのツイッターには投稿制限が課せられてます)

ちなみに我が沖縄では若者だけでなく一部高齢者が行動抑制の要請を無視して県政を困らせる事案がありました(下記参照)

靖国神社前でハンスト 終戦記念日に遺骨収集ボランティアの男性が訴えたいこと

琉球ブルーオーシャンズの事件や遺骨収集ボランティアさんの事例から痛感したのは、我が沖縄社会には “国家総力戦” の発想が極めて薄いため、民間において危機感の共有が徹底されにくいのです。だがしかしこの点は歴史を振り返るとやむを得ない部分があるので、たとえ法的拘束力の強い法律を施行しても、今回のような事例は起きたかもしれません。

新型コロナウィルス禍はもはや戦争レベルの有事であり、国家総力で対応しているのが現状です。ところが我が沖縄ではいまだの国家総力戦に対する認識が希薄なため、政治家や専門家たちの施策が悪いとのスケープゴートが全国一罷り通る土壌があり、その結果ダントツの感染爆発が生じてしまったと言わざるを得ません。

もはや現状では打つ手はただひとつであり、それは

コロナワクチン接種を加速させることです。

事ここに至れば、県政や一部フリムンたちの悪行に対して呆れるのではなく、速やかにコロナワクチン接種を進めて重症化しにくい環境を整備するしか方法はありません。幸いにも我が沖縄は100年の時を経て世界最高レベルの衛生的な社会を築き上げました。たとえコロナ感染しても重症化しにくい土壌を整えることで一日も早くコロナ禍が収束するのを願ってやまないブログ主であります。

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