
8月5日から始まった第107回全国高等学校野球選手権大会(以下夏の甲子園大会)も、早いもので明日の決勝戦で大会が終了します。我が沖縄代表の沖縄尚学(以下沖尚)は西東京代表の日大三高と対戦しますが、ここでブログ主が調子に乗って明日の決勝予想をアップします。
結論を先に言うと、日大三が優勝の絶好のチャンス到来で、5-2ぐらいのスコアで勝つと考えてます。我が沖尚の負けを予想するのは心苦しいものがありますが、その根拠を大雑把にまとめてみました。
日大三は甲子園での4試合で21得点、9失点なので、5-2のスコアで勝つのがデフォルトです。ちなみに沖尚は5試合戦って14得点の6失点なので3-1で勝ち進んできた計算になります。なお攻撃力の差は歴然で、両チームとも1試合に3イニングは得点チャンスがありますが、日大三は1イニングあたり2得点が期待できるのに対し、沖尚は1点取るのがやっとの打力なんです。
それに対し、ディフェンス力は沖尚が圧倒的に上で、日大参考は4イニングで1点は失う計算ですが、沖尚は7イニングで1点失う盤石の守備力なのです。
ただしこれらのデータは「両チームの体力が互角」である前提での話であって、選手のコンディションを考えるとこれまで5試合戦ってきた沖尚の疲労度は無視できないレベルにあると考えられます。特に末吉投手は極めて厳しい状態にあると思われます。そして野手も準決勝でありえない失策を連発したところを見ると、明らかにコンディションは下降気味です。つまり体力的には日大三が圧倒的に有利なんです。
明日の決勝戦の先発は沖尚は新垣投手でしょうが、彼はこれまで9回を完投したことがなく、球数も東洋大姫路との試合が1番多いはずです。しかも彼は三振と四球が多いタイプなので、現時点では6~7イニングが限界でしょう。そうなると残り3イニングは誰が投げるのか、つまり沖尚は明日の決勝では長くて7イニングしか戦えないと見て間違いないのです。
7イニングまでは日大三と互角に戦える、ただし残り2イニングでボロが出てしまう。その2イングに4~5点とられて5-2ぐらいで負けてしまう。これがブログ主が想定する明日の試合展開予想です。
なお、沖尚は9月20日から始まる秋季大会において、準々決勝で興南、準決勝でエナジックと対戦するブロックに入ってます(第三シード)。そのため明日の決勝戦で末吉、新垣投手を使いつぶすことは絶対ダメです。ちなみに10月4日か5日に予想される興南との試合が一番危なく、この試合に向けて末吉、新垣投手のコンディションを万全の状態に持っていく必要があります。そうしないと新チームで最も野手のタレントが揃い、かつ後藤葵季投手が先発すると予想される興南に沖尚新チームはやられる可能性が高いからです。
いかがでしょうか。ここまで我が沖尚の悪い話ばっかりで申し訳ありませんが、もしも明日の決勝で勝つとすれば、序盤で日大三投手陣をぼこぼこにする、これしかないでしょう。そして甲子園球場の沖縄推しの “応援パワー” で強引に逃げ切る、これが最も可能性が高い勝ちパターンです。
まぁ、あくまでも机上の空論であって、ブログ主は準決勝の予想も大きく外しました(山梨学院が7-2で沖尚に勝つ)。なので明日の試合はやってみないとわかりませんが、両チームのナインが決勝戦にふさわしい最高の試合を見せてくれることを確信しつつ、今回の記事を終えます。