本日から絶賛開催の第157回九州地区高等学校野球大会(以下秋季大会)の初日、我が沖縄第二代表の日本ウェルネス高等学校沖縄(以下ウェルネス)は、大分第一代表の明豊高校に7-3で勝利しました。この試合はYouTube動画でチラ見しましたが、明豊が相手のミスでもらった3点を守りきれず、あと1つアウトを取れば…のところから自滅してしまいました。新チームあるあるですね。
だがしかし、ウェルネスの選手たちは明豊の打者より振れてましたし、何よりも(今大会から)エースナンバーを背負った長山くんの粘り強い投球が勝利を導きました。もちろん反省点はたくさんありますが、秋季大会は
勝てばいいのです。勝てば自信になりますから。
そしてウェルネスにとって28日の二回戦まで時間が空くのもプラス材料です。相手は熊本第一代表の熊本工業ですが、流れは明らかにウェルネスに来てますので、次戦も勝利してセンバツ出場を確定させてほしいものです。
そして明日(26日)に行われる沖尚vs有明についてもブログ主なりに言及しますが、有明の秋季熊本大会の勝ち上がりをチェックしたところ興味深い事実が浮かびあがりました。それは
①1試合あたりの平均得点は沖尚と有明は同じ(6点)
②1試合あたりの平均失点は有明がやや少なめ(沖尚は名護との試合が影響し、データ上では1試合で1失点はする結果になっている)
③1試合に3イニングほど得点機を作り、1イニングあたり2得点(正確には有明は1.87)も同じ。
となり、データ上では両チームの実力は互角なんです。それと有明にとってプラス材料が2つあり、1つは去年の秋季大会から(春季を除いて)熊本大会で一定の強さを維持していることと、2つめは熊本第一代表の熊本工業が初戦で福岡大大濠に4-2で勝利したことから、今年の熊本の地区レベルは高いと考えられます。しかも熊本工業とは決勝で1-0の惜敗ですから有明は実質1位レベルの強さと見て間違いありません。
ただし、ブログ主は去年の秋季九州大会の準々決勝(西短vs有明)の試合を動画で見ましたが、あのときと同じチーム力であれば、沖尚相手には極めて厳しい戦いを強いられると予想できます。つまり今年の有明が去年のチームを上回っているかどうか、その点が明日の試合のカギになるわけです。
なお、沖尚の場合は去年の秋の時点で比較すると、投手力が突出している分「今年が上」と見てます。となると、明日の試合は沖尚が絶対有利に思われますが、一発勝負は何が起こるかわかりません。現に今日の明豊だってらしからぬミスと拙攻を連発して、最後には自滅してしまいました。もちろん個人的には我が沖縄代表の快勝を期待していますが、両チームとも全力をだして素晴らしい試合を見せてくれることを確信して今回の記事を終えます。
※沖尚が勝つなら序盤に加点し、あとは投手力フルパワーで4-0か5-1、有明勝利なら斎藤投手の一世一代のピッチングで1-0の勝利と予想しておきます。