昨日(27日)公示された第51回衆議院選挙(以下衆院選)に関し、これまでブログ主は沖縄2区を中心に公開された新聞情報などを詳細にチェックしてきました。それに加えて名護市長選の結果も慎重に見極めながら、我が沖縄2区の動静についてあれこれ考えてきました。
ご存じのとおり沖縄2区は社民党のテリトリーでしたが、新垣邦男氏の離党騒動に端を発した社民党のお家騒動の影響で、普天間基地の辺野古移設に反対する勢力の分裂選挙となりました。プラス公明党県連が中道改革連合から出馬するクニオ氏を支援するため、ハッキリ言って展開が読めませんが、それでも見えてきたものはありますので、ブログ主なりの “お気持ち” をまとめてみました。
まず社民党のお家騒動について言及しますが、今回の瑞慶覧長敏氏の出馬は “筋” は通っているんですよね。クニオ氏の離党に至るまでの事情は痛いほど理解できますが、離党にいたるまでの騒動、そして離党直後に立憲民主党の小沢グループに加入、そして今回の中道改革連合からの立候補の流れは、ハッキリいって党中央と福島党首のメンツを潰してしまったんです。
なにより斉藤鉄夫氏が主導する中道からの出馬は社民党から見ると、それ自体辺野古新基地反対運動に対する “裏切り行為” なんです。それゆえに社民のテリトリーである2区に刺客を送るのは(個人的には)正当な行為と言わざるを得ません。
ただし今回の社民党中央の判断は政治センスゼロです。理由はいかに高邁な理想を抱こうと、政治家は当選しないと意味がないからです。たしかに今回のチョービンの出馬は自民を利する結果になりますから、社民現職の市議や県議が党中央の対応に戸惑うのも無理はありません。しかも今回の擁立は山城博治さんら社民党県連の “重鎮” たちが押し切った形なので、市議や県議たちの怒りはごもっともなんです。
となると一番気の毒なのは長年沖縄2区で照屋寛徳さんを支えてきた社民党ガチ勢です。ほかの選挙区はいざ知らず、2区はこれまで社民党支持者の熱狂的な支持によって議席を獲得し続けてきましたが、今回の選挙ではその “熱量” がまったく感じられないのです。となると新垣邦男候補も瑞慶覧長敏候補も極めて厳しい戦いを強いられるのは確定なんです。
今回の選挙で最も読めないのが社民党ガチ勢がどの程度「投票に行かないか」です。理由は簡単、支持者の高齢化プラス醜い内紛劇を見せられたら(人間心理として)選挙活動はおろか投票に行く気力が湧いてこないからです。たしかに公明党県連が中道公認のクニオ候補の支援に回ってますが、オール沖縄とは一線を画した選挙活動なので、クニオ陣営にどの程度のプラスかは現時点では判断できません。
つまり社民党支持者の得票減>>公明票は確定、かつ社民票の分断で、オール沖縄陣営は歴史的な敗北を喫するのではないか?というのが現時点の判断です。そうなると(チョービン出馬に一役かった)
山城博治さんなど社民党県連の重鎮は県知事選に出禁
という極めて興味深い事例に発展するかもしれません。
ミヤザキ政久候補についても少し言及しておきますが、今回の衆院選は低投票率が予想されますので、(クニオ陣営に流れる)公明票の減少分と参政党候補への得票分を無党派層からどの程度カバーできるかが当選のカギになるでしょう。いずれにしよ厳しい選挙戦を強いられるのは確実です。
いかがでしょうか、2月8日の投開票までまだまだ時間はありますが、投票日当日まで動静を注視しつつ今回の記事を終えます。