お待たせいたしました。今回から3回に分けて第98回選抜高等学校野球大会(以下センバツ2026)の沖尚ブロック(帝京、沖尚、阿南光、中京大中京、八戸学院光星、滋賀学園、長崎西)について、ブログ主なりの “分析” を紹介します。なお個別データをチェックした沖尚、帝京、そして全体データからみた沖尚ブロックの展望の順でアップしますので、高校野球好きな読者の皆さん、是非ご参照ください。
第一回目は我が沖縄代表の沖縄尚学についてですが、野球部対抗競技大会のデータ、野手データ、そして投手データからみた戦力分析になります。実は一番気になったのが競技大会のデータで、実は今回センバツに出場するチームは過去10年間で最低の数値を記録しています。
陸上競技会の個別データは割愛しましたが、特に気になったのが今回のチームもあまり足が速くない点です。実は(夏の甲子園で優勝した)去年のチームも足は速くありませんが、塁間継投では歴代最高の数値を計測しています。故に今年のチームは身体能力は中より上といったところでしょうか。
打撃データは以下の通りです。ポイントはチームOPSより数値が上の選手をどのように配置しているかですが、個人的には秋の九州大会の有明戦のオーダーが理想的と考えてます。プラス面は公式戦のデータより練習試合を含めた総合計の数値が上であり、すなわち打線の “上振れ” が期待できる点です。ただしよく言えば標準的、悪く言えば “特徴がない” 打線編成のため、大量点は期待しにくい側面もあります。
注目は4番の秋江君の後を打つバッターであり、慶良間くんや仲間くんの成長に期待大ですが、ただし秋の大会では(データ的に)フリースインガーの傾向が見られたのが気になります。
投手データを紹介します。沖尚ブロックでは圧倒的1位で、対抗できるのは八戸学院光星の投手陣と崇徳のエース徳永君の個人データのみです。特筆すべきは三振率の高さで、ここぞの場面で三振が取れる投手を擁していることを意味します。
そしてもうひとつ注目してほしいのが田場典斗投手のデータです。投球回数が25イニング1/3と少ないながらも投手指標がぶっちぎってます。これだけの実績を残した投手を使わない手はありません。というかこの投手のおかげで秋の県大会は優勝できたと言っても過言ではなく、おそらく2回戦と3回戦で先発するのではないでしょうか。つまり今年の沖尚は “3枚看板” なのです。
いかがでしょうか。「報知高校野球2026年3月号」によると
昨夏の甲子園で優勝した後、野球部は県民栄誉賞、那覇市青少年特別賞をはじめ、6つの団体表彰を受けた。野球部関係者の話では、選手それぞれの地元から個別に授与されたものを加えれば、20近くにのぼり、表彰ラッシュはくれの12月まで続いたという。(下略)
とあり、新チームの仕上がりに影響が出たことは否めないでしょう。にもかかわらず甲子園で戦えるだけの戦力を整えた沖尚首脳陣の手腕は素直にすごいと思います。ただしセンバツ初戦の相手はデータ的にエグいチームなので、次回は(対戦相手の)帝京の戦力についてブログ主なりに言及します。

