俺が調子に乗って沖縄の高校野球の歴史を語るシリーズ その1

いやぁ、今日の(6月10日)の巨人vsソフトバンクの交流戦はすばらしい試合でしたね。今年に入って絶好調の東浜巨投手が6回0/3イニングを無失点に抑えるピッチングには感服しました。ブログ主が見た東浜くんですが、プロ4年目でようやく筋力を使いこなすことができるようになった印象です。

高校時代の東浜くんは細身の体(181cm/72kg)でしたが、ゆったりとした独特の投球フォームから上半身のしなりをうまく使ってえげつないストレートを投げ込んでいました。投球フォームは高校時代とプロに入ってからもあまり変わっていませんね。ただしプロ入り後は身体を大きくしたことが原因でしょうか、重い鎧を背負って投げている印象で、天性の柔軟さが投球フォームに生かされていないように見えました。

テレビ観戦ですが、今日の投球を見た限りでは今年の好調ぶりも頷けます。先発投手として11球団どこのチーム相手でもゲームを作るだけの投球ができるでしょう。後はケガをしないよう細心の注意を払ってシーズンを終えてほしいところです。

話はそれましたが、我が沖縄県では6月18日から夏の高校野球の県予選が始まります。今年は幸運にも春の高校野球の決勝戦と3位決定戦を球場観戦して、有力高校の実力を目の当たりにすることができました。ブログ主の主観ですが、今年の県大会の展望と、ついでに調子に乗って沖縄県の高校野球の歴史についても記事にする予定です。

ブログ主は2008年あたりから、時間の許す限り高校野球を現地で観戦するよう心がけています。そのきっかけになった試合が、第90回の高校野球選手権の沖縄県予選の準決勝、沖縄尚学vs興南の試合で、この試合の先発が沖縄尚学が3年生の東浜巨くんで、興南は1年生の島袋洋奨くんでした。高校野球の公式戦で唯一両投手が対戦した試合を北谷球場で観戦したことは一生の思い出です。

この試合では東浜くんはあまり調子が良くありませんでした。右打者に対する外角の制球が良くなかったのです。それでも9回1失点で抑えたのはさすがの一言です。それよりも1年生の島袋君が怖いもの知らずで沖縄尚学の右打者相手にインコースのストレートをズバズバ決めたのはびっくりしました。ただし、終盤やはり疲れてきたのか、7回にボークを取られて追いつかれ、8回に逆転打を打たれて敗戦投手になります。興南高校は2007年の第89回の選手権沖縄県予選で活躍した投手たちが不調で、1年生の島袋くん中心の投手陣で準決勝まで勝ち進んできました。最後はやはりバテていたのでしょうね。この試合からブログ主は高校野球にどっぷりはまるようになります(続く)。