中道改革連合とオール沖縄 – その2

昨日(19日)、立憲民主党の安住淳幹事長が公明党との新党「中道改革連合」の綱領発表会見の際に、普天間基地の辺野古移設に関して「政権をいざ担うとなればストップすることは現実的ではない」と述べたことが大きな反響を呼んでいます。

公明党の斎藤鉄夫氏のこれまでの言説を顧みると、安住氏の発言は予想の範囲内ですが、それでも県内のオール沖縄支持者にはショックだったらしく、翌20日の沖縄二紙は安住氏の発言に対し“お怒り😡😤👊💥🔥” のお気持ちが表明されていました。

たしかに辺野古新基地反対運動に従事してきた活動家の怒りは理解できます。試しに立憲民主党のホームページの政策>基本政策>外交・安全保障の項目をチェックすると「在日米軍基地問題については、地元の基地負担軽減を進め、日米地位協定の改定を定期します。辺野古移設について再検証し、沖縄県民の理解を得られる道をゼロベースで見直します。」と明記されており、立場が変われば(野党⇔与党)言うことも変わっていいのかとの疑問が湧いてくるのも無理はありません。

ただし立民には(沖縄県民ならだれもが知っている) “前科” があります。よろしければ下記ブログをご参照ください。

【備忘録】普天間基地の辺野古移設問題がこじれた背景

誤解を恐れずにハッキリいうと、立憲民主党の本性は “二つのこころをもつ政党” なのです。これまで党ブログで何度か指摘してきた二重思考(相異なる思想信条を持ち、そして両方とも正しいを信じている考え方)の典型例でもあり、それゆえに所属議員たちは野党時代の主張も与党時代の主張も両方とも正しいと心底信じ切っているのです。実際に安住氏は中道改革連合の綱領発表の記者会見で「辺野古停止は現実的ではない」とためらうことなく明言したではありませんか。

ではそのような本性を持つ政党を母体とする中道改革連合に入党して衆院選を戦うであろう3候補(新垣クニオ、やらかしともひろ、砥板芳行)はどうなのよ?との疑問が起こるでしょうが、実は何の問題もありません。だって彼らが属する

オール沖縄も立民と同じ “二つのこころ” をもつ政治団体

だからです。ハッキリいって辺野古新基地反対に関して “ぶれない” のであれば(共産党のように)斎藤氏が主導する新党に参加できるはずがありません。そして沖縄の3氏とオール沖縄勢力は新党の中央は辺野古移設容認だけど、個人レベルでは反対を貫けるとの(甘い)考えを本気で信じているのです。(モデルはかつての公明党中央と県連の関係です)。

ことわざにもあるでしょう。

類は友を呼ぶ

とね。もちろん、自民や他政党も組織の存続のために二重思考は避けられないところはありますが、ハッキリ言って立民や中道に参加したオール沖縄所属の3議員は露骨すぎます。その態度が支援者はともかく一般の有権者にどう映るか定かではありませんが、残念ながら安住発言によって沖縄2,3,4区は厳しい戦いを強いられるのは間違いありません。その点を踏まえて次回は社民党ガチ勢が絶賛激怒中の沖縄2区について考察します。(続く)