方言札 – まとめページ

ご存じかと思われますが、当ブログにて1月31日から複数回 “方言札 “ についての記事を配信しました。本来ならば2~3回程度で終わるつもりが、気が付いたら1カ月の長期に連載になってしまいましたので、読者の便を図るべくまとめページを作成しました。

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過去の “自分” が襲い掛かる恐怖

ここ数日、ブログ主はたまっていた新聞史料をチェックした際に、偶然にも興味深い記事を見つけました。令和6年11月30日付沖縄タイムス23面に「SNS心得は自己肯定感」と題し、スマートフォンアドバイザーのモバイルプリンスさんが中学生を相手に講演した小さな記事ですが、非常に参考になる内容でしたので全文を書き写しました。

彼に関しては過去に一度取り上げましたが、「専門家」としては一目置かざるを得ない人物なので、興味深く記事を読ませていただきました。読者の皆さん、是非ご参照ください。

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阿麻和利の乱(五)

前回の記事において、第二尚氏以降も勝連城主は「阿麻和利」を名乗っていた可能性に言及しましたが、今回は詩人である「おもろ殿原」について深堀します。

巻八「おもろねやかりあかいんこかおもろ御さうし」におもろ音上がり(オモロ詩人)のオモロが43首集録されていますが、彼(あるいは彼ら)のオモロには女神官のオモロとは違った特色があり、具体的には「国王、按司、民」を強く意識したオモロが散見されるのです。

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ウチナーンチュの考察

唐突ですが、ふとしたきっかけで、「ウチナーンチュ」という用語について興味を抱いたブログ主が、いろいろ調べてみた結果、興味深いことがわかりましたので、当ブログにて簡潔にまとめてみました。

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阿麻和利の乱(四)

前回の記事において、古りうきうにおける勝連と首里との関係が伺えるオモロを紹介しました。そして今回紹介するオモロが決定打になりそうですが、実はこのオモロは鳥越先生の解釈に(唯一)納得いかなかった難解な内容となっています。

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又吉世喜さんについて知っていること。

ご存じのとおり、今年は昭和に換算すると100年の節目ですが、”スター” こと又吉世喜さん(1933~1975)がお亡くなりになって50年目であることを知る人は少ないかと思われます。そこで節目の年の企画として、又吉(以下敬称略)に関するまとめページ作成を思いつきました。

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三が日恒例の参拝&アングラ巡り

読者のみなさま、あけましておめでとうございます。去年は当ブログをご訪問いただきありがとうございました。そして今年は沖縄ヤクザネタ強化年に位置付けてますので変わらぬご愛顧よろしくお願いします。

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さよなら丸長食堂

既に当ブログにて紹介しましたが、本日(29日)は沖縄市美里の「丸長食堂」の営業最終日です。それ故に “最終日シリーズ” としてブログ主は本日18時30分ごろに同食堂を訪れてみましたが、営業時間中にも関わらず「準備中」の札が掲げられていました。

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阿麻和利の乱(三)

今回から「おもろさうし」から首里と勝連の関係について言及しますが、実は勝連のオモロにはおぎやかもい(尚真王)を讃える内容の唄があります。それ故におもろさうし編纂時に、王家に都合の悪いオモロはカットされたと考えたことがあります。

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暴力の本質

今月22日、沖縄市民会館で開催された県民大会に絡んで、翌23日の沖縄タイムス20面特集号に「奪われ続ける尊厳と命」と題し、米軍に起因する性暴力の一覧が掲載されていました。

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俺が調子に乗ってライトなシージャネタを紹介する記事

本日はクリスマスということで、今年も恒例の風俗記事をアップといきたいところですが、今月22日の名護市議のやらかしがあまりにも強烈すぎたので、とりあえず復帰前後のシージャネタでお茶を濁します(理由:勝てる気がしないから)。

そのシージャネタも去年紹介した “中絶模合” に勝るレベルはなかなかありませんので、取り急ぎ軽めのネタでまとめてみました。読者のみなさん、是非お愉しみください。

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心底気持ち悪い

今年の8月からブログ主は定期的に阿麻和利に関する記事を配信しています。その際に「おもろさうし」だけでなく、必要に応じて古典史料もチェックしていますが、ふとしたきっかけで『論語』の中に「子夏曰小人之過也必文(子夏曰く、小人の過つや、必ず文る)」の一節があったのを思いだしました。

参考までにGoogle AIによる検索結果によると、

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阿麻和利の乱(二)

前回の記事において阿麻和利の乱を「史実認定」すると、どうしても不都合が生じてしまうこと、そして当ブログでは18世紀以前の史料、具体的には「おもろさうし」から首里と勝連の関係について推測する旨言及しました。100年以上前に偉大なる伊波普猷先生が試みた手法を採用するわけですが、伊波先生とブログ主では少し立場が違います。今回はこの点について説明します。

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カウントダウンにはいった丸長食堂

昨日(18日)、沖縄市美里で絶賛営業中の「丸長食堂」が今月末で閉店との情報を入手したブログ主は、きのう時点でネット上でも話題になっていなかったのをチェックしつつ、同日18時ごろに真相を確かめるべく、同食堂を訪れました。

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キングス商店街の魅力

昨日(16日)、たまたま沖縄市某所でTVを見ていたところ、「キングス商店街の魅力」と題したニュースを報じていました。前から沖縄市中央の「一番街」が「キングス商店街」と名乗っていることは知ってましたし、もちろん琉球ゴールデンキングス側も便乗はウェルカム(大歓迎)なんですが、さすがに「どこに魅力があるのだろう」ともやっとした気分になったブログ主は、早速ですがキングス商店街の現状を撮影してきました。

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阿麻和利の乱(一)

今年の8月から当運営ブログにて定期連載してきた “阿麻和利” について、今回から彼が起こしたとされる反乱について考察します。

現在の我が沖縄において、護佐丸・阿麻和利の乱は15世紀の半ばに起こった “史実” として認識されていますが、その傍証としてGrok(XのAI生成ツール)に「阿麻和利の乱について教えて」と尋ねた際の回答がなかなかの出来栄えだったので全文を紹介します。

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