ご存じかと思われますが、当ブログにて1月31日から複数回 “方言札 “ についての記事を配信しました。本来ならば2~3回程度で終わるつもりが、気が付いたら1カ月の長期に連載になってしまいましたので、読者の便を図るべくまとめページを作成しました。
阿麻和利の謎 – 勝連按司(2)
前回の記事において、ゑそにやすゑ(恵祖根屋末)について言及しました。もちろん勝連按司と関わりがある歴史用語なので説明したわけですが、それ以上に古代から16世紀におけるりうきう社会において、王や按司たちの権力の継承ルールが17世紀以降とは違うことを認識していただきたいからです。
【高校野球】りうきうの新チーム 沖縄尚学編
今回の新チームシリーズは、秋季沖縄大会で2年ぶり11度目の優勝を果たした沖縄尚学を紹介します。そういえば去年のいまごろ、ブログ主は名護のタビックスタジアムを訪れて秋季沖縄大会の準決勝を観戦し、「俺が調子に乗って名護へ高校野球観戦に出向いた結果」と題した記事を配信しましたが、今年の沖尚は、その時スタメン出場したメンバーがそっくり残っているんです。
【高校野球】りうきうの新チーム エナジック編
今回から2回にわたって第74回沖縄県高等学校野球秋季大会(以下秋季沖縄大会)の決勝に進んだ2チーム(エナジック、沖尚)についてブログ主なりに分析した記事をアップします。まずは準優勝のエナジックですが、新チームは前の記事でも言及しましたが、「初の代替わり」がキーワードになります。
【高校野球】俺が調子に乗って秋季沖縄大会の結果について語ってみよう
今月5、6日、ブログ主は第74回沖縄県高等学校野球秋季大会(以下秋季沖縄大会)の準決勝および決勝を観戦してきました。ご存じのとおり沖縄尚学は2年ぶり11度目の優勝を果たして大会は終了しましたが、この世代は沖尚とエナジックの2校が頭一つ抜け出した感があります。
阿麻和利の謎 – 勝連按司(1)
今回からは勝連城の城主こと按司〔?aNzi:ア”ンジ〕について言及しますが、その前に17世紀以前のりうきう社会において為政者たちから最も意識された「王」について説明します。
昭和のりうきう(民度編)
以前、ブログ主は琉球新報特集記事「婦人の見た中国」(全6回)の全文およびまとめページを当運営ブログにて公開しました。昭和のりうきう知識人のちうごく感が伺える貴重な内容ですが、ただし現代人から見ると “お花畑” に思えるのも無理はありません。
阿麻和利の謎 – 玉ノミウヂ御嶽
前回の記事において勝連城における最も重要な場所である「玉ノミウヂ御嶽」について言及しました。おもろさうしでは「たまのみうち(玉の御内)」と表記され、意訳すると「美しい御庭」になります。
漢たちの格子園
今月25日、タレントの羽賀研二が「うその登記」の疑いで(4年ぶり)3度目の逮捕のニュースが報じられていました。羽賀研二のやらかしに関しては「またか(呆)」という感情しか湧きませんが、せっかくなので今回はブログ主が所持するりうきう犯罪史のレジェンドたちの “格子園出場” の軌跡をまとめてみました。B級ネタが好きな読者のみなさん、是非ご参照ください。
※なお、今回取り上げる事件の詳細は、後日改めて紹介します。
阿麻和利の謎 – 肝高(2)
前回の記事にて、肝〔cimu:チム〕の原義について言及しました。「霊気」または「霊気が宿る」の意から転じて「心」になったのではと推測ましたが、ちなみに肝には「中心(もっとも重要な場所)」のニュアンスが含まれます。となると勝連城の中心はどこかについて考察する必要がありますが、その答えは現地を訪れたことですぐにわかりました。
【検証】安和桟橋の特集記事に関する考察
今月19日の沖縄タイムス1面に「安和の現場から」と題した安和桟橋の事故(6月28日)に関する特集記事が掲載されていました。いまさら3カ月前の事件の特集記事を?と疑問に思ったブログ主は、試しに読んでみたところ興味深いことが分かりましたので、当ブログにてまとめてみました。
阿麻和利の謎 – 番外編(3)
今回は番外編として謝名もい〔zanamee:ヂァナメー〕こと察度の伝説について考察します。今回取り上げるのは察度が勝連按司の娘を娶る物語ですが、ちなみにこの話の初見は羽地朝秀著「中山世鑑」です。つまり17世紀の意識高い為政者が、りうきうの伝説をどのように解釈していたかを知る貴重な内容と言えますが、先ずは物語の大意を紹介しますので是非ご参照下さい。
阿麻和利の謎 – 肝高(1)
今回は勝連の対語である「きむたか」について言及しますが、その前におもろさうしの対語表現について説明します。
おもろさうしでは対語が多数見受けられますが、これは「同じ言葉をくり返し使わない」という理にかなった文学表現です。ちなみにおもろそうしの対語表現は、最初に人名(あるいは地名)を唱え、別行で性質や特性を表記するケースが多く、たとえば首里森(首里城のこと)の対語は真玉森であり、意訳すると「美しい首里王城」になります。
俺が調子に乗って宜野湾市長選を検証してみた件(2)
ここ数日、ブログ主は沖縄二紙の宜野湾市長選に関する記事をチェックしていました。両紙とも9月10日から計3回の特集記事を始め関連記事に目を通してみると、桃原陣営は「負けるべくして負けた」との感があります。
俺が調子に乗って宜野湾市長選を検証してみた件(1)
今月8日に投開票が行われた令和6年9月8日執行宜野湾市長選(以下市長選)は、ご存じのとおり佐喜真アツシ候補が8000票近くの大差をつけて、桃原イサオ候補に圧勝しました。
阿麻和利の謎 – 勝連(2)
前回の記事で、かつれんの方言読み(カッチン)から、ブログ主なりに語源を考察してみましたが、実際に勝連城跡を訪れた際に、謎があっさり解けた感を覚えました。確かにあの場所は「古りうきうの住民たちにとって神の恵みを実感できるところ」で間違いないのです。