コラム

宮古島の奇跡

以前、当ブログにて “宮古島の惨状” と題した記事を掲載したところ、予想の斜め上をいく反響がありました。廃藩置県直後の明治15年に宮古島を訪れた日本人(尾崎三良)の滞在記から一部を紹介したのですが、余りの貧困ぶりに絶句した読者もいらっしゃるかもしれません。

今回は「写真集 むかし沖縄」(那覇出版社)の中から昭和の宮古島の様子を紹介しますので、是非ご参照ください。

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基地負担軽減よりも優先されるべきは……

本日(5月28日付)琉球新報2面に “透視鏡 / コロナ補正 県議会紛糾と” 題して、26日の県議会臨時会の紛糾に関する解説記事が掲載されていました。なぜ紛糾したかブログ主なりに整理してまとめてみましたので、読者のみなさん、是非ご参照ください。

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語り継がれるべき無能感溢れる男

前回の記事 “圧倒的ナンバー1の無能感” の予想の斜め上を行く反響にちょっとびっくりのブログ主ですが、今回は調子に乗って“無能感”というパワーワードについて言及します。

すでにお気づきかと思われますが “無能” と “無能感” は全く別の概念です。無能は文字通り「能力・才能がないこと」ですが、無能感は玉城知事を例にとると、

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圧倒的ナンバー1の無能感

新型コロナウィルス対策で、政府が沖縄を緊急事態宣言の対象地域に追加(5月23日~6月20日)した件に関連し、我が沖縄県ではこれまでの県庁の無策ぶりにかつてない程の批判が噴出しています。

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コンプライアンス遵守と公益性

今月17日の AERAdot. と毎日新聞の報道に端を発したワクチン大規模摂取東京センター予約システムに関する検証記事について、ネット上では様々な意見が飛び交っています。大雑把にまとめてみると、

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歴史の奇跡が現出した日 – その1

今月15日は沖縄の施政権が米国から日本に引き渡されたいわゆる “本土復帰” から49年目にあたります。来年でめでたく50周年を迎えるわけですが、今回はブログ主なりに復帰の歴史的な意義について言及します。

その前に、復帰前の昭和43年(1968)11月10日の琉球政府主席選挙について説明すると、当時の革新共闘会議から出馬した屋良朝苗氏の公約のひとつに「即時無条件全面返還」があります。分かりにくいスローガンですが、屋良さんの説明によると、

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ナイチャーとヘイトスピーチ

ここ数日SNS上で “腐れナイチャー” という不穏なパワーワードが散見されます。”ナイチャーは嘘つき” とのどぎつい表現も見受けられ、どこまで本気の言動なのか測り難いのですが、今回はナイチャーという表現とヘイトスピーチついてブログ主の見解を纏めてみました。

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共産党とスーグリー

今回は “沖縄の共産党員” というちょっと固い話題を提供します。

その前に(議論の補助として)マルクシズムの革命理論について大雑把に説明します。マルクス経済学は社会は原始共産制から始まって資本主義を経て、最終的に共産主義に到達するという段階説が有名ですが、この論理は “予定調和説(必ずそうなる)” で構成されています。つまり “革命は必然” という論理が導きだされる仕組みになっています。

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“ゴミ” はごみ箱へ

今月5日の玉城知事のツイッター発言による炎上騒ぎは記憶に新しいところですが、ブログ主は “権力の監視” がお題目の既存マスコミが一連の騒動をどのように報じたかをチェックしてみました。

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必要以上批判話法と隠ぺい体質

今月5日の玉城デニー知事のツイッター投稿に絡んで、5月6日の琉球新報DIGITALと翌日の沖縄タイムスが炎上騒ぎを報じています。特に沖縄タイムスは1面トップで今回の知事の軽率な行動を厳しく批判しています。

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若者よ、新聞を読もう

今月3日の沖縄タイムス5面「わたしの主張 あなたの意見」のコーナーのトップに “若者よ もっと新聞を読もう” と題した読者投稿が掲載されていました。

ざっと目を通してみて、投稿者(72歳男性)の言い分は理解できたのですが、時間が経つにつれて謎のじわじわ感を覚えましたので、ためしに全文を書き写しました。読者のみなさん、是非ご参照ください。

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歴史はこうやって “解釈” されるの実例

“屈辱の日”

毎年4月28日前後になると、上記パワーワードが県内マスコミに登場するようになります。いつごろからこのようなフレーズが使われるようになったかは不明ですが、今月28日の琉球新報1面〈金口木舌〉にまたまた香ばしいコラムが掲載されていましたので、試しに全文を書き写しました。

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引き際のむつかしさ

先日24日、宜野湾市で行われたWBOアジアパシフィック・バンタム級タイトルマッチで、チャンピオンの比嘉大吾選手(Ambition)は大差の判定で西田凌佑選手(六島)に敗れてしまいました。

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琉球新報の “堕落” に心を痛める日々 – その2

(続き)今月4月19日付琉球新報“金口木舌”に関して、前回の記事で2つの問題点指摘し、そのうちの1つについてはくわしく説明しました。今回はもうひとつの問題点である”政治家の責任”について言及します。

19日の伊是名夏子女史に関する琉球新報の記事を閲覧して印象的なのは、彼女のことを一貫してコラムニストとして扱っていることです。ご存じのとおり彼女はコラムニストだけではなく、社会民主党常任幹事の肩書もあります。事実令和3年2月22日付琉球新報DIGITALでは

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