コラム

コザ暴動の教訓 – 建前と本音の乖離

“「建前」は必要なものだ。誰の中にも潜む差別、怒り、ねたみを「本音だから」とそのままぶちまければ、やがて暴力が社会を破壊する。トランプ氏の「本音トーク」4年間の帰結を見れば、はっきりしている。”

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下地幹郎氏が “結果を出す政治” を実践した結果

先日行われた宮古島市長選挙で現職が落選し、ひさびさにオール沖縄陣営が湧いていますが、それに絡んでブログ主は “下地幹郎氏” のこれまでの “実績” で打線を組んでみました。政局ネタ好きの読者のみなさん、是非ご参照ください。

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俺が調子に乗って昨今のマスコミ不信について解説するよ

平成28(2016)年5月からスタートした当運営ブログですが、その際に記事作成のため数多くの新聞記事を参照してきました。必要に応じて OneNote などの保存ツールに記事を写本してきましたが、最近になって気が付いたことがあります。それは昨今の(たとえば)ネット上における著しいマスコミ不信は “起こるべくして起こった” ということです。

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コザ暴動について – 糸満主婦れき殺事件の余波その2

(続き)前回、昭和46(1971)年9月18日に糸満で起こった米兵による主婦れき殺事件の軍事裁判の経緯について言及しました。無罪判決にいたるまでの流れを調べると、当時の琉球住民たちが激怒するのも無理はない話ですが、だがしかし “無罪判決” は近代デモクラシーにおける裁判制度では十分にありえるのです。

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令和03年度を迎え、各所でうーとーとーして来たお話

あけましておめでとうございます。当運営ブログも今年5月で5周年を迎え、目標の1000記事配信まであと58回となりました。これもひとえに読者の皆様のご贔屓の賜物でありまして、厚く感謝申し上げるとともに、今年も皆様に楽しんでいただけるよう調子に乗った記事を配信する所存です。今年度もどうぞよろしくお願いいたします。

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コザ暴動について – 糸満主婦れき殺事件の余波その1

(続き)前回は昭和43(1968)年12月に誕生した屋良朝苗政権に対する琉球住民の不満がコザ暴動の “遠因” であることを言及しましたが、今回は “近因” である米国民政府に対する爆発的な不満、その導火線になった昭和45(1970)年9月18日に糸満で起きた米兵による主婦れき殺事件について説明します。

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大弦小弦の凋落

今月28日の沖縄タイムスをチェックした際に、じわじわくるコラムが目に留まりましたので速攻で全文を書き写しました。ところで沖縄タイムスのコラム “大弦小弦” はいつの間にかプラス版(WEB)では “鍵付き” になって読めなくなっています。ただし琉球新報の “金口木舌” はデジタル版でも全文公開されています。

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コザ暴動について プロローグ

12月に入ってから、我が沖縄のマスコミでは “コザ暴動” に関する報道数が著しく増えています。事件発生から今年で50年の節目にさまざまなイベントも開催され、事件に関する関心も高まっているように見受けられます。

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ゴルゴ13と沖縄

今月17日付沖縄タイムス1面に、平成8(1996)年1月に発表されたゴルゴ13シリーズ『沖縄シンドローム』に関するコラムが掲載されていました。ビッグコミックで発表された当時、ブログ主は作品中の “沖縄要素てんこ盛り” の無理やり感にとまどいを憶えた記憶があります。

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民意の反映はりうきうの伝統にあらず

ブログ主は以前から “琉球民族はあくまで仮説である” との立場で記事を配信しています。その主旨は仮説として論じる分には問題ありませんが、民族の実在を前提に論を組み立てると無理が生じてしまうことです。

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歴史の用語について

令和2(2020)年11月15日付琉球新報1面に “首里城正殿、最古写真か” と題した首里城正殿の写真が掲載されていました。記事内容は写真内の大龍柱の向きついて言及していますが、じつはブログ主の目に留まったのがサブタイトルの “琉球併合前仏軍人撮影” です。

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わーびちゅらーのうちくんじょー

11月にはいって何故か当ブログで取り上げたい事件が数多く発生しています。米大統領選にはじまり、その他突っ込まざるを得ない事例が散見されますが、同月14日の社民党臨時党大会での照屋寛徳衆議院議員の発言ほど衝撃的な出来事はありません。

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カマラ・ベイベー その3

(続き)当ブログでは初の試みである同一地区散策レポートの第3回目ですが、今回は尚宣威王の墓と嘉間良地区のグルメスポットを紹介します。実は今回の散策で一番困ったのが、集落内にグルメスポットがほとんどないことでした。というか嘉間良地区の外側にはありますが、肝心の地区内には1カ所しかありません。

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カマラ・ベイベー その2

(続き)前回は嘉間良地区散策のプロローグ記事をアップしましたが、今回から本格的な地区内の様子を紹介します。ちなみに嘉間良地区は閑静な住宅街なので、これといった見どころをさがすのが難しかったのですが、近くに小学校があり、そして住吉地区には中部農連市場があるので、住む分に関しては問題ないなと思いました。

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カマラ・ベイベー その1

令和2年11月9日付沖縄タイムスプラスに “カマラ新米副大統領「沖縄のカマラに来て」住民がラブコール” と題した記事が配信されていました。「まだ決まってないやしぇ~」と突っ込みを入れたい読者もいるかと思われますが、せっかくなのでこれを機に沖縄市嘉間良地区をじっくり散策してみようと思いつき、本日(10日)早朝に現地を訪れました。

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