コラム

【県都の決戦】あいろむが斬る(中) 自壊

「私は歩んでいく」との力強く叫びながら、選挙カーで那覇市内を遊説する翁長雄治候補とその陣営。だがしかし、内部は決して一枚岩とは言えず、翁長家の支援と玉城デニー知事の知名度頼りで選挙戦を進めて行く手法に運動員たちは不安を覚えたという…

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【県都の決戦】あいろむが斬る(上) 分断

今回から数回に分けて “あいろむが斬る” と題し、那覇市長選についてブログ主なりに数回にわたって言及します。既に報じられている通り、令和04年の選挙イヤーでオール沖縄勢力は、参議院選挙や県知事選は勝利したものの、市長選すべてを落し、今後の県政運営に不安を残す結果となりました。

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【那覇市長選】予期せぬ結末

ここ数日、ブログ主は23日に投開票された那覇市長選関連の記事をチェックしています。琉球新報に関しては解説記事などの写本が終わり、あとは沖縄タイムスの記事を見直したうえで、当運営ブログにて総括記事をアップする予定です。

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りうきうの闇深な話 – 性的被害、社会運動でも……

今回は、令和3年(2021)9月28日付琉球新報DIGITALに掲載された “性的被害、社会運動でも・・・寝室侵入された女性 「ほとんど泣き寝入り」” から、今月13日付沖縄タイムス02面に掲載された “セクハラ発言を謝罪 / 翁長氏、事実認め女性に” に至る流れをまとめてみました。

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りうきうの闇深な話 – “AV女優に似ている” 件

本日、ブログ主は翁長タケハル氏の “セクハラ発言” に関して気になる点があったので、沖縄県立図書館に出向いて、令和4年3月8日に投稿された記事 “沖縄の性差別問題 – 「女たちの自由」発信を” をチェックしました。その上で改めて気が付いたことがありましたので、当ブログにてまとめてみました。

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県知事選を終えて – オール沖縄の末路(3)

早いもので、先月11日の沖縄県知事選から1カ月を経過しました。選挙後は27日の “国葬” が無事に終ったことで、世間も大人しくなった感がありますが、我が沖縄の政局は予想の斜め上をいくレベルでオール沖縄の逆風状態となっています。

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【備忘録】普天間基地の辺野古移設問題がこじれた背景

今回も、ひろゆき氏の一連のツイート騒動にヒントを得て、普天間基地の辺野古移設問題がなぜ泥沼化したのか、ブログ主なりに説明します。

この度の騒動に関して、ひろゆき氏のツイートに対する “辺野古新基地反対運動” の活動家や支持者、あるいは一部のマスコミがなぜあそこまで意固地になるのか、理解できない人が多いかと思われます。当事者である沖縄県民ですら意味不明な言動がSNS上で飛び交う有様ですが、この問題の根底にある “負の感情” を解き明かせば、ある程度の共感を得られるかと思われます。

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後生カウントの考察

ここ数日、ブログ主はアメリカ世時代の “県民大会” の史料をチェックしています。その中で、当時の野党(沖縄社会大衆党、人民党、社会党)や沖縄教職員会、労組団体が主体の革新共闘会議が主催する “県民大会” に関して、翌日の新聞にはお約束のごとく「〇万人が参加(主催者発表)」と報じられます。

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県知事選を終えて – オール沖縄の末路(2)

(続き)今回は、再選した玉城デニー知事の今後についてブログ主なりに調子に乗って考察します。実は今回の選挙の特徴の一つに “政策論争がちっとも盛り上がらなかった” ことがあります。選挙戦を傍目で見ると、佐喜眞候補が政策論争を持ち掛け、玉城候補側が華麗にスルーする感じに見受けられましたが、それが許されるのも、玉城知事の支持者の「政策論争なんぞどうてもいい」との本音が見え隠れしたのが極めて興味深いです。

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県知事選を終えて – オール沖縄の末路(1)

今回は、去る11日に投開票が行われた令和04年執行沖縄県知事選挙に関し、県政与党であるオール沖縄の視点から選挙結果と今後の政局をブログ主なりに考察・言及します。

前回アップした記事 “県知事選を終えて” の中で既に言及しましたが、今回の選挙は “旧統一教会系団体と付き合いがあった人物が沖縄県知事に相応しいか否か” が最大のテーマになってしまいました。その流れを受けて、現職の玉城デニー候補は、「人柄を前面に押し出す」戦術で常に選挙戦を優位に展開、そして見事当選します。

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俺が調子に乗って “歴史的建造物” への潜入調査を再開したお話

去る11日の沖縄県知事選挙に挑んだ佐喜眞淳候補(4年ぶり2度目)が現職の玉城デニー候補に返り討ちにあった件に関し、佐喜眞推しだったブログ主の心的ダメージは予想以上に大きく、まだまだ尾を引きずっている状態でありますが、いつまでもくよくよしている訳にはいきませんので、今回は心の傷を癒すべく、りうきうの歴史的建造物巡りの記事をアップします。

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県知事選を終えて

今月11日に投開票の令和04年執行沖縄県知事選挙は、残念ながら我が宜野湾から出馬の佐喜眞淳候補が現職の玉城デニー氏に2度目の敗北を喫してしまいました。

だがしかし同日執行の宜野湾市長選挙と市議会議員選挙は保守系の圧勝、特に市長選は史上最大の得票差(1万2千票余り)で現職の松川正則氏が再選を果たす衝撃の結果となりました(伝統的に保革の勢力が半々の宜野湾でこれほどの大差がつくのは異例も異例)。今回は県知事選挙に絞って、ブログ主なりに調子に乗って佐喜眞候補の敗因について言及します。

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加点主義と減点主義

今回も沖縄県知事選にインスピレーションを得て、政治における “加点主義” と “減点主義” についてブログ主なりに考察します。その前に定義を下しておくと “加点主義” は成果に応じて点数を積み重ねて判断する評価方法で “減点主義” は基準点を設置して、そこからミスに応じて減点して評価する方法になります。

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おきなわのくろいおはなし

今回は県知事選にインスピレーションを得て、ちょっと黑い話題を提供します。実は我が沖縄の政局を語るうえで欠かせないのがアメリカ世を生きた世代に顕著な “現状維持願望” ですが、試しにブログ主なりにいろいろ考察したところ、興味深いことに気が付きましたので当ブログにまとめてみました。

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県知事選について - その3

昭和43年(1968)11月に行われた第一回行政主席通常選挙を含めて、我が沖縄では14回の民選知事選挙が行われてきました(昭和25年の群島知事選挙は例外とします)。

過去の選挙すべてに通じているわけではありませんが、ブログ主からみて今回の選挙の特徴は “あまりにも静かすぎる” この点に尽きます。とはいえ、やはり大選挙なので予想の斜め上を行く出来事が起こるのは避けられません。

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