大日本帝国の時代(史料)

怪談奇聞(一)娼妓の亡霊に頼まれる

今回から不定期ではありますが、夏の風物詩である怪談を複数紹介します。大正元年8月の琉球新報を参照したところ、「怪談奇聞」と題して読者から応募した怪談が30話ほど掲載されていました。非常に興味深い内容だったので、その中の一部をコピーして原文をチェックしたうえでブログ主で句読点を追加した分を公開します。読者の皆様、是非ご参照ください。

続きを読む

沖縄のマスメディアが過去に実施した啓蒙活動の一例

以前、当ブログにて”沖縄のマスコミは本当に偏向しているのか”の記事を配信し、その中でマスコミの体質が今も昔も”啓蒙”であることを指摘しました。今回は過去の啓蒙活動の実例を紹介します。

昭和15年(1940年)8月25日付沖縄朝日新聞社の特集号『第二回皇軍慰問号』の中に戦地の兵隊さんに向けての小学生の激励文が掲載されていました。啓蒙活動の一環として未成年を使う辺りは、いまも昔も変わりません。読者の皆さん是非ご参照ください。

続きを読む

突っ込まざるを得ない記事を紹介するシリーズ – 明治編

突っ込まざるを得ない記事シリーズも5回目になりますが、今回は明治時代の琉球新報から選りすぐり?の記事を掲載します。当時の新聞をチェックすると雑報として地域のニュースが報じられていて、これがなかなか面白く不覚にもブログ主ははまってしまいました。その中から無駄に文章がうまく、なおかつツッコミどころ満載の記事を書き写しましたので読者の皆さん是非ご参照ください。

続きを読む

琉球・沖縄の歴史で文字が読めた最初の女性についての再考

以前、当ブログにて琉球・沖縄の歴史上で確認できる限り最初に文字が読めた女性について言及しました(琉球・沖縄の歴史上最も偉大な女性の思い出話)。今回は『琉球新報』あるいは『沖縄県史 – 資料16、女性史新聞資料明治編』を参考に、同時代に文字が読めたであろう女性について記事をまとめてみました。

現存する最古の『琉球新報』明治27年12月16日付によると、明治21年に創立した那覇高等小学校が同27年3月に暴風被害にあい、そして同年12月に再建したとの記事があります。その落成式が12月15日に行われ、その際の女子部総代による祝詞(しゅくし)が掲載されていました。全文を書き写しましたので紹介します。

続きを読む

大正シルー・クルー政争 史料その3

泡瀬復興期成会より昭和63年(1988)に発行された『泡瀬史』に、大正シルー・クルー政争の生々しい体験者談が記載されていましたので抜粋します(435~438ページ)。地元宜野湾に関しては、体験者の証言や地域史『ぎのわん』から市役所襲撃事件等の話を知っていたのですが……けっこうエグい話です。

続きを読む

大正シルー・クルー政争 史料その1

大正時代に沖縄県全域で発生した政争についての史料です。近現代の沖縄における屈指の黒歴史ですが、近代デモクラシーの本質を考える上で極めて重要な事件なので、可能なかぎり史料を掲載します。今回は『沖縄大百科事典』と『近代沖縄のあゆみ』からの抜粋です。

続きを読む

俚諺によりて説明されたる沖縄の社会 – 伊波普猷

先日ブログ主は伊波普猷先生著の『古琉球』をチェックしていたところ、面白い論文があったので当ブログにて紹介します。きっかけは今回の内容とは全く関係ありませんが、「沖縄独立の影に琉球王国復活をもくろむ?!あの勢力」という Web ページを参照したのがキッカケで、久米人(クニンダンチュ)についてあれこれ調べている最中に伊波先生の論文を発見した次第です。

続きを読む