高校野球

【高校野球】沖縄大会の決勝を振り返って

先月22日から絶賛開催中の第106回全国高等学校野球選手権沖縄大会(以下夏の沖縄大会)は21日の決勝戦で興南高校が延長10回タイブレークの激闘を制し、4-3でエナジックに勝利、2年ぶり14回目の優勝を決めました。

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【高校野球】ベスト4が出そろったんだが

先月22日から絶賛開催中の第106回全国高等学校野球選手権沖縄大会(以下夏の沖縄大会)も、20日の準決勝と21日の決勝の3試合を残すのみとなりました。今回はベスト4に進出したチームの格付けと、準決勝の展望をブログ主なりに言及します。

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【2024年】りうきうの逸材 – 大濵安綺(ウェルネス3年)

先月22日から絶賛開催中の第106回全国高等学校野球選手権沖縄大会(以下夏の沖縄大会)も、14日の試合でベスト4が決まりました。準決勝以降の展望は改めてアップするとして、りうきうの逸材シリーズ第六弾はブログ主お気に入りの大濵安綺選手(ウェルネス3年)を紹介します。

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【2024年】りうきうの逸材 – 末吉良丞(沖尚1年)

りうきうの逸材シリーズ第五弾は、今月6日の沖縄工業vs沖縄尚学で衝撃のデビューを果たした沖縄尚学(以下沖尚)の1年生左腕・末吉良丞選手を紹介します。

ブログ主が彼の存在を始めて知ったのが、7日の沖縄タイムス19面の記事です。記事内の「最速146㌔の球威で」の件が極めて印象的であり、次のエナジック戦での登板を期待しつつ、13日にコザしんきんスタジアムに赴いた次第であります。参考までに同記事を紹介しますので、是非ご参照ください。

※6日はコザしんきんスタジアムで現地観戦中、バックネット裏で「沖尚大苦戦」「一年生投手が抑えた」とのおしゃべりが聞こえてきましたので、なんとなくすごい選手が出ているんだなと話半分に思いつつ、翌日の新聞を見てびっくりという流れです。

朝日新聞社のパンフレットによると、末吉君のスペックは身長175㌢、体重92㌔で、ブログ主が知るかぎり過去に類例のない体形の左腕です。強いていうなら比嘉元樹くん(浦添工業・09年)なんですが、彼は右投手です。とりあえず投球練習の動画をご参照ください。

※13日の撮影分について、スマホの調子が悪かったせいか、画質が悪くなっています。

この日のコザしんきんスタジアムはガン非表示でしたが、エナジックvs沖尚で登板した投手(古波蔵・入里・具志)の誰よりも速い球を投げていたことは間違いありません。ブログ主は平成29年(2017)6月23日の興南vs向陽(コザしんきん)で登板した宮城大弥君(1年)の投球を見たことありますが、明らかに宮城君より速い球を投げていました。

※ブログ主の記憶では宮城君の最速は135㌔ですが、末吉君はおそらくそれ以上のスピードボールを投げ込んでいたと確信してます。

ただし、完成度では断然宮城君の方が上です。その理由は末吉君はストレートにバラつきが目立ったからです。それでもエナジックの強力打線相手に、3回から登板して4イニング1失点、エナジックの打者が末吉君のボールを捉えたシーンはあまりなかったのが印象的でした。

次の動画は6回裏2アウトランナーなし、エナジックの4番龍山君に勝負を挑んで、センター奥まで弾き飛ばされたシーンです。ちなみに彼の速球を振り切って捉えた打球は(ブログ主が覚えている限り)この打席だけです。

末吉君の長所は、中学を出たばかりとは思えない下半身の安定感、これに尽きます。課題としてはストレートにバラつきがあるため、可能な限り均一にすること、この点にしぼっていけば、3年夏には手が付けられない投手になると確信しています。平成29年に宮城投手がデビューして、彼に匹敵するであろう逸材がまた出てくるとは思ってもいなかったので、末吉君の順調な成長を願いつつ、今回の記事をまとめた次第であります。

【2024年】りうきうの逸材 – 仲里陽輝(前原2年)

先月22日から絶賛開催中の第106回全国高等学校野球選手権沖縄大会(以下夏の沖縄大会)は、ブログ主の予想を超えて左腕投手が活躍する大会となっています。左腕好きのブログ主から見たら絶頂ものの展開ですが、今回紹介する “りうきうの逸材” は前原高校2年の仲里陽輝投手です。

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【2024年】りうきうの逸材 – 比嘉嗣逞(コザ高校3年)

令和06年(2024)高校野球、夏の沖縄大会に絡んで、今年は試しにブログ主の目についた高校球児を取上げようと思いつつ、現地観戦しつつ、動画を撮影してきました。個人的にYouTubeチャンネル登録している「野球探偵(やきゅたん)」に触発されての企画ですが、記念すべき第一回はコザ高校の比嘉嗣逞投手(3年)を取上げます。

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俺が調子に乗って名護へ高校野球観戦に出向いた結果

本日(10月1日 )は、第73回沖縄県高等学校野球秋季大会(以下秋季大会)の準決勝2試合(沖尚vs宜野座、興南vs具志川商業)がタビックスタジアム名護で開催されました。北部地区の宜野座高校がベスト4に進出したこともあり、球場バックネット裏はほぼ満員の大盛況でしたが、第一試合の沖尚vs宜野座の試合の中で比嘉公也監督(沖尚)の凄さを垣間見るシーンがありましたので、当ブログにて紹介します。

※10月7日の三位決定戦および決勝も観戦予定なので、準決勝に進出した4チームの分析記事は後日アップします。

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【高校野球】頂点が見えてきた【沖尚】

今月6日から阪神甲子園球場で第105回全国高等学校野球選手権記念大会(主催:朝日新聞社、日本高等学校野球連盟)が開催され、連日熱戦が展開されていますが、我が沖縄代表として参加中の沖縄尚学は本日(16日)の第一試合にて、長崎県代表の長崎創成館と対戦し、見事5-1で勝利し準々決勝へコマをすすめました。

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高校野球はなぜ “改革” できないのか

8月6日から阪神甲子園球場で絶賛開催中の第105回全国高等学校野球選手権記念大会(主催:朝日新聞社、日本高等学校野球連盟)に関して、我が沖縄代表の沖縄尚学は11日の第一試合に三重県代表のいなべ総合と対戦します。

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令和の時代のおける沖縄高校野球のトレンド

先月17日から開幕した第105回全国高等学校野球選手権記念沖縄大会(以下夏の県予選)について、ブログ主は25日の球陽vs首里(コザしんきんスタジアム)をはじめ、今日までに8試合を現地で観戦しました。

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