今回から阿麻和利に絡み、数回にわたってももとふみあかり(百踏揚)について考察します。彼女は阿麻和利の正室として知られていますが、ブログ主が「おもろさうし」に登場するももとふみあかりを調べてみたところ、彼女ほどイメージが二転三転した存在はいません。
【衆院選2024】政治のトレンドが変わった件(2) 愛国保守の黄昏
今回から、令和の政治トレンドから外れるであろう「愛国保守」と「オール沖縄」について考察します。先に「愛国保守」について述べますが、彼らの存在をブログ主なりに定義すると、明治維新後に培われてきた “日本人の概念” と “日本の価値観” を大切にしようという人のことで、現代社会では政治的に無視できない勢力を保っています。
【衆院選2024】政治のトレンドが変わった件(1)
今月27日投開票の第50回衆議院議員総選挙(以下衆院選)に関して、ブログ主は各政党の公約をチェックしてみたところ、面白いことに気が付きましたので、試しに当ブログにてまとめてみました。
阿麻和利の謎 – 勝連按司(3)
今回は勝連按司に絡んで、通説の「阿麻和利」について言及しますが、ご存じの通り彼の出自については確定した定説はありません。ちなみに阿麻和利の出自が初めて公に明らかにされたのは、ブログ主が知る限り明治38(1905)年、琉球新報に掲載された「阿麻和利考」においてであり、偉大なる伊波普猷先生は「敵者である夏氏※」と断った上で彼の出自について紹介しています。
※参考までに夏氏とは大城賢雄を祖とする一族で、七代目が有名な湛水親方幸地賢忠(1623~1683)です。
【2024年】りうきうの逸材 – 末吉良丞(沖尚1年) vol.2
今回は第74回沖縄県高等学校野球秋季大会(以下秋季沖縄大会)の準決勝、決勝で登板した末吉良丞投手(沖尚1年)の動画を紹介します。というのも、画質が悪いにも関わらず、前回紹介した記事のアクセス数が凄かったので、今回は画質の良い動画を撮影してきました。その中でも個人的にお気に入りの動画を紹介します。高校野球ファンのみなさん、是非ご参照ください。
阿麻和利の謎 – 勝連按司(2)
前回の記事において、ゑそにやすゑ(恵祖根屋末)について言及しました。もちろん勝連按司と関わりがある歴史用語なので説明したわけですが、それ以上に古代から16世紀におけるりうきう社会において、王や按司たちの権力の継承ルールが17世紀以降とは違うことを認識していただきたいからです。
【高校野球】りうきうの新チーム 沖縄尚学編
今回の新チームシリーズは、秋季沖縄大会で2年ぶり11度目の優勝を果たした沖縄尚学を紹介します。そういえば去年のいまごろ、ブログ主は名護のタビックスタジアムを訪れて秋季沖縄大会の準決勝を観戦し、「俺が調子に乗って名護へ高校野球観戦に出向いた結果」と題した記事を配信しましたが、今年の沖尚は、その時スタメン出場したメンバーがそっくり残っているんです。
【高校野球】りうきうの新チーム エナジック編
今回から2回にわたって第74回沖縄県高等学校野球秋季大会(以下秋季沖縄大会)の決勝に進んだ2チーム(エナジック、沖尚)についてブログ主なりに分析した記事をアップします。まずは準優勝のエナジックですが、新チームは前の記事でも言及しましたが、「初の代替わり」がキーワードになります。
【高校野球】俺が調子に乗って秋季沖縄大会の結果について語ってみよう
今月5、6日、ブログ主は第74回沖縄県高等学校野球秋季大会(以下秋季沖縄大会)の準決勝および決勝を観戦してきました。ご存じのとおり沖縄尚学は2年ぶり11度目の優勝を果たして大会は終了しましたが、この世代は沖尚とエナジックの2校が頭一つ抜け出した感があります。
阿麻和利の謎 – 勝連按司(1)
今回からは勝連城の城主こと按司〔?aNzi:ア”ンジ〕について言及しますが、その前に17世紀以前のりうきう社会において為政者たちから最も意識された「王」について説明します。
昭和のりうきう(民度編)
以前、ブログ主は琉球新報特集記事「婦人の見た中国」(全6回)の全文およびまとめページを当運営ブログにて公開しました。昭和のりうきう知識人のちうごく感が伺える貴重な内容ですが、ただし現代人から見ると “お花畑” に思えるのも無理はありません。
阿麻和利の謎 – 玉ノミウヂ御嶽
前回の記事において勝連城における最も重要な場所である「玉ノミウヂ御嶽」について言及しました。おもろさうしでは「たまのみうち(玉の御内)」と表記され、意訳すると「美しい御庭」になります。
漢たちの格子園
今月25日、タレントの羽賀研二が「うその登記」の疑いで(4年ぶり)3度目の逮捕のニュースが報じられていました。羽賀研二のやらかしに関しては「またか(呆)」という感情しか湧きませんが、せっかくなので今回はブログ主が所持するりうきう犯罪史のレジェンドたちの “格子園出場” の軌跡をまとめてみました。B級ネタが好きな読者のみなさん、是非ご参照ください。
※なお、今回取り上げる事件の詳細は、後日改めて紹介します。
阿麻和利の謎 – 肝高(2)
前回の記事にて、肝〔cimu:チム〕の原義について言及しました。「霊気」または「霊気が宿る」の意から転じて「心」になったのではと推測ましたが、ちなみに肝には「中心(もっとも重要な場所)」のニュアンスが含まれます。となると勝連城の中心はどこかについて考察する必要がありますが、その答えは現地を訪れたことですぐにわかりました。
【検証】安和桟橋の特集記事に関する考察
今月19日の沖縄タイムス1面に「安和の現場から」と題した安和桟橋の事故(6月28日)に関する特集記事が掲載されていました。いまさら3カ月前の事件の特集記事を?と疑問に思ったブログ主は、試しに読んでみたところ興味深いことが分かりましたので、当ブログにてまとめてみました。