4月29日にうるま市の女性会社員が行方不明になった事件は5月19日に元海兵隊員の軍属が死体遺棄容疑で逮捕されるという最悪の結果になりました。ブログ主も沖縄県民ですので「またか(怒)」と思わざるを得ません。60代以上の県民なら1955年(昭和30)の由美子ちゃん事件を思い出したことでしょう。由美子ちゃん事件から60年以上たっても米軍関係者による暴行殺人事件が発生することに関しては、残念この上ないと思わざるを得ません。
ただしひとつだけ腑に落ちない点があるのです。沖縄県議会が今回の事件に関して抗議決議を採択しましたが、抗議決議の要請で「普天間飛行場を閉鎖・撤去するとともに県内移設を断念すること」の項目があることです。今回の事件は確かに米軍属が起こした凶悪事件ですが、普天間基地の撤去と辺野古の問題とは無関係です。なぜわざわざ抗議決議に上記の一文を挿入する必要があるのでしょうか?