シリーズ

あいろむノート – 方言札(7)

(続き)6回にわたって掲載しました “あいろむノート – 方言札” シリーズも、今回のまとめを以て〆ますが、これまでの当ブログにおける説明にて「方言札」は日清・日露戦役後に新しい時代に適応すべく、教育現場から誕生した件についてご理解いただけたかと思われます。

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あいろむノート – 方言札(5)

(続き)今回から2回にわけて、戦前と戦後の「方言札」に関する興味深い証言を紹介します。まず最初に、昭和16年(1941)ごろの国民学校(当時の小学校)での方言札の運用について、「那覇市史」に貴重な証言が掲載されていましたので、全文を書き写しました。

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あいろむノート – 方言札(4)

(続き)今回は、現時点で蒐集した史料を基に、ブログ主なりに昭和15年(1940)1月の「方言論争」について説明します。というかこの案件、「はじめはニワトリのつもりが、だんだんアヒルになった。めまぐるしいので私自身とまどった」と吉田嗣延氏が証言している通り、単なる座談会での討論がマスコミ上に登場するや、一気に火がついた感があります。

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あいろむノート – 方言札(3)

(続き)今回は方言札に絡んで、大雑把ではありますが、昭和15年(1940)1月に勃発した「方言論争」について言及します。ただし、ブログ主が蒐集した史料を基に、方言論争の流れについてのみ簡潔に説明します。

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あいろむノート – 方言札(2)

(続き)前回の記事で、「方言札」は同化政策に基づく権力側からの押しつけ等ではなく、日清・日露戦役の結果、高等教育機関の生徒たちから始まった件について言及しました。ちなみにブログ主が注目したのは、外間先生が方言札に絡んで「軍隊生活の場で、移民先において、住民に日本語(普通語)を駆使することのできないウチナーンチュの言葉の悩み」との “りうきう・おきなわ近代史の盲点” について証言した件です。

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あいろむノート – 方言札(1)

既にご存じの読者もいらっしゃるかと思われますが、先月18日に放送されたバラエティー番組で沖縄出身の俳優さん(二階堂ふみ)が「方言禁止記者会見」に挑戦する企画が行なわれました。

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トルコ風呂とりうきう

そういえば去年の今頃、ブログ主は沖縄市美里一丁目(旧吉原地区)を訪れ、昭和45年(1970)の地図と現在の区画を比較検討した上で、吉原地区における特殊婦人の「総数の推定」を試みたことがあります。ただしスナックやカフェーの数があまりにも多すぎるため、途中で作業を投げだしてしまいましたが、Aサインバーも含めて売春に従事している琉球住民(女性)が推定1万人近くの当時の新聞報道に強い説得力を覚えました。

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令和06年がはじまった(らしい)

既にご存じかと思われますが、令和06年は元日と2日に大災害・大事件が起きてしまいました。事のあまりの重大さに被災に遭われた方に対し語る言葉を持ち合わせていないブログ主ですが、とりあえず騒然とした世の中の雰囲気が一通り落ち着くまで、当運営ブログにて「おクスリ」や「凶悪犯罪」などの不謹慎ネタ、あるいは今回の大災害に関する政治的な投稿は控える方針で記事を配信していく予定です。

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オキナワンロックを超えた男たち

令和5年(2023)、当運営ブログではこれまでNG扱いだった “オキナワン・ロック” の記事を配信しました。「公開された史料のみを利用」との方針を堅持しつつ、ブログ主なりに考察してきましたが、その過程である人物たちの軌跡がオキナワン・ロックの歴史から不自然なまでに省かれている事実に気が付きました。

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りうきうのシージャと “性風俗” とパワーワード

今月にはいってブログ主はこれまで蒐集した分と、新規入荷した史料を整理しています。時間に限りがあるため復帰前後の三面記事をチェックしていますが、米軍人・軍属の犯罪とりうきう住民のやらかしには明確な “違い” があることに気が付きました。

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公式のやらかし

本日(12月24日)はご存じのとおりクリスマス・イブですが、当運営ブログでは数年前から “風俗関連” の記事をアップしています。ただし、今年はちょっと趣向を変えて、「公式のやらかし」のテーマで記事を作成しました。

実はこのネタを思いついたのは、今年8月に中央パークアベニューを散策した際に見つけた1枚の写真がキッカケです。そしてクリスマス前には複数の史料を仕入れることができましたが、今回は厳選した3つのネタを紹介します。ブログ主から読者へのささやかなクリスマスプレゼントを是非お愉しみください。

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ついうっかりじわじわくる “神作文” を見つけてしまった件

以前、当ブログにて「おかあさんありがとう – 「母の日」の入選作文と図画」と題して、昭和39年(1964)5月8日付琉球新報に掲載された小学生の作文を紹介しました。その後、ブログ主はついうっかり、それを超える “神作文” を見つけましたので、(母の日ではありませんが)全文を紹介します。

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あいろむノート – アメリカ世時代の犯罪統計を再チェックした結果

前回の記事で、「あいろむチェック」と題して復帰後の米軍人・軍属による犯罪発生件数について考察しましたが、その際に蒐集したデータを基に、今回はかつて公開した「我が沖縄社会の犯罪統計を調べてみた結果」のセルフ検証記事をアップします。

ちなみに、令和02年(2020)1月20日にアップした同記事は “現代の史料” を基にアメリカ世時代の犯罪発生率を算出しましたが、今回は琉球警察が編集した犯罪統計を利用して改めて犯罪発生率を算出しました。なお、参照した史料は以下の通りです。

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