恐怖の白い粉(10) 続・中毒患者

妻や子どもは父から逃げる 「ヘロインのある環境に近づかないことだ」‐白い悪魔のアリ地獄から死ぬ思いの辛苦をなめて、ようやく立ち直った元バンドマンのAさん(二五)はきっぱりと言い切った。彼は昨年八月ごろ好奇心からヘロインをうち始めた。日々深みにはまり、禁断状態に陥ると全身が気だるく、寝返ることさえ苦痛を覚えるほどになった。

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オキナワンロックの “最期”

すでにご存じの読者もいらっしゃるかと思われますが、沖縄アリーナにて絶賛開催中のFIBAバスケットボール・ワールドカップにおいて、日本代表はグループステージ1次ラウンド(27日)でフィンランド代表相手に大金星をあげました。

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オキナワンロックの “黄昏”

すでにご存じのことかと思われますが、本日(25日)からFIBAバスケットボールワールドカップ2023の1次ラウンドが沖縄で開幕します。なお、この大会を契機に沖縄市は琉球ゴールデンキングスの本拠地としての認知度を世界中にアピールする機会を得たわけであり、ブログ主は大会が無事成功することを祈ってやみません。

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【高校野球】頂点が見えてきた【沖尚】

今月6日から阪神甲子園球場で第105回全国高等学校野球選手権記念大会(主催:朝日新聞社、日本高等学校野球連盟)が開催され、連日熱戦が展開されていますが、我が沖縄代表として参加中の沖縄尚学は本日(16日)の第一試合にて、長崎県代表の長崎創成館と対戦し、見事5-1で勝利し準々決勝へコマをすすめました。

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高校野球はなぜ “改革” できないのか

8月6日から阪神甲子園球場で絶賛開催中の第105回全国高等学校野球選手権記念大会(主催:朝日新聞社、日本高等学校野球連盟)に関して、我が沖縄代表の沖縄尚学は11日の第一試合に三重県代表のいなべ総合と対戦します。

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ロックとコザ(1994)川満勝弘(愛称:カッちゃん)編 – その19

Where’s Bank? (銀行はどこ) そうして、ロサンゼルスのオフィス街でようやく銀行を探し当てて入ったのはいいのですが、パジャマで黄色いサンダルを履いて米を買うつもりで出ていった奴らが、しかもカラジ(髪)もこんなしているヤナ・カーギー(長髪で変な風貌)ですから、警備員が入れてくれないわけです。

エディに「エツー、お前が銀行に行ってこい。ワッター(俺たち)二人で行ったらこいつ車持って逃げるよ。俺、ここで座っておくから、おまえ早く行ってドルに替えてこい」といわれてエツーが銀行に行ったんです。

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お、おう……

本日ブログ主は、台風6号の影響で自宅に缶詰め状態のため、これまで蒐集した史料をチェックしたところ、OneNote に保存していた風俗関連の史料が同期エラーで全滅している件に気が付きました。

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売春宿エレジー 食う者は食われる

緊張のせいか被告人新里幸子(四十二歳)=仮名=の顔は青ざめている。左手に花柄のハンカチを強く握りしめ、判決宣告に対する不安に耐えている様子である。新里の罪名は売春防止法違反。新里の経営する小料理店「小菊」=仮名=において、売春婦二人が多数回にわたって不特定の遊客らを相手方として売春するに際し、その情を知りながら、「小菊」の客室を売春婦らに使用せしめ、もって売春を行う場所を提供したというのが公訴事実である。

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【先行公開】第二次沖縄抗争の考察

先日、ブログ主はこれまで蒐集した史料を整理したところ、暴力団第二次抗争(山原派vs泡瀬派)に関する新聞史料を多数所持していることに気が付きました。改めてチェックしたところ、暴力団第一次抗争(那覇派vsコザ派)と明らかな “違い” が目についたので、試しに当ブログにてまとめてみました。

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目覚めた “琉球人” の考察

前回の記事 “琉球人と二重思考” の中で、補足として「琉球人」のワードについて言及しました(下記参照)。今回はこの点についてとある名護市議のツイートを参照に、調子に乗って考察しますので、読者のみなさん是非ご参照ください。

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琉球人と二重思考

前回の記事において、喜屋武幸雄さんの証言を元に、アメリカ世時代における琉球住民の「二重思考」について言及しました。今回は、令和05年07月12日、13日付琉球新報に掲載された野村浩也氏の論文「制度的差別を問う ㊤㊦」を元に、現代における「二重思考」について考察します。

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二重思考とりうきうの考察

前回の記事 “二重思考とりうきう独立芸人” において、ブログ主は小室直樹著『日本の1984年』を参考に、りうきう独立芸人たちの行動様式を考察しました。その際に言及した「二重思考」が、りうきう・沖縄の歴史を分析するツールとして極めて有用なことに気がついたので、今回は沖縄県民(特に高齢者)が一番突っ込まれたくない部分について調子に乗って言及します。

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ロックとコザ(1994)川満勝弘(愛称:カッちゃん)編 – その18

□アメリカでレコーディング 一九七〇(昭和四五)年にアメリカでレコーディングしようということで、ワーナーブラザーズの映画会社にレコーディング部があって、そこのスタジオでやりました。

これは、「デージだったよ(すごかったよ)」というディズニーランドでバカ受けした噂が日本にまできているんです。それで、キャニオンレコード会社から「イッター(君たち)はアメリカにむいているから、トォー・アンシェー・イッター(さあそれなら君たちの)レコーディングはアメリカでやれ」といわれ、二枚目のLPレコードはアメリカのワーナーブラザーズのスタジオで無事レコーディングを済ませたんです。

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ロックとコザ(1994)川満勝弘(愛称:カッちゃん)編 – その17

□ディズニーランドで演奏 私たちが最初にアメリカに行って公演したのは、何年のことだったか覚えていないのですが、新聞に載っていたと思いますよ。アメリカのディズニーランドにある大きな野外劇場で、ジャパンフェスティバルというものがあったんです。テレビはNHKしか入れないということでした。

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