【高校野球】興南vs市立船橋の反省会

既にご存じかと思われますが、前日(8日)に甲子園球場で行われました、第104回全国高校野球選手権の大会三日目第四試合で、我が沖縄代表の興南高校は千葉県代表の市立船橋に惜しくも6-5で敗れてしまいました。

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三代目旭琉会 – 分裂〈下〉

二代目多和田会長が射殺された後、三代目翁長良宏会長が就任。表面上は対立もなく、平静さを保っていた。しかし、今年の五月三日夜、那覇市内の翁長会長宅と沖縄市の富永一家事務所にそれぞれ配下多数が終結したことから、内部対立が再び表面化した。

この時は双方の幹部が山口組の仲介で話し合いを持ち、そのままの体制を維持することで一応の決着が図られた。しかし、月に一回定例で開かれていた総長会議は、和解後も開催されていなかったことから、双方の緊張状態は解消されず、一色即発の火ダネがくすぶり続けていたといえる。それが連続発砲事件で一気に噴き出した形だ。

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三代目旭琉会 – 分裂〈上〉

血で血を洗う全面抗争へ…。県内最大の暴力団三代目旭琉会(翁長良宏会長)が二つに分裂した。以前からくすぷり続けていた会長派、理事長派(富永清理事長)の対立が、〔平成二年〕十三日の発砲事件により、再燃。理事長派が会長派から絶縁され、新組織「沖縄旭琉会」を結成。県内暴力団情勢は、一気に緊迫の度を増してきた。

さらに〔同年〕二十一日には会長派の丸長一家組員が、富永一家組員数人に暴行を受けて重傷を負うなど、一日で四件の発砲事件が発生した。両団体の勢力争いが、全面抗争へと向かう情勢に、県警では「三代目旭琉会対立抗争事件特別捜査本部」を設置し、三百人、二十四時間態勢で各事務所などの警戒を強化している。旭琉会誕生から分裂の経緯、過去の抗争事件、県警の対応などをリポートした。

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価値観の多様性と制度の変更

今回は、SNS上にじわじわくる投稿があったので、当ブログらしからぬ真面目に “価値観の多様性” について言及します。まず “価値” とは、通常 “個人にとっての大切な何か” を意味し、”価値観” とは “物事の価値について個人の基本的な考え方” と解されます。

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金城正雄さんの謎 – その2

(続き)今回は、長らくお待たせいたしましたが、ブログ主なりに解明した金城正雄さんの “実像” について言及します。

前回の記事で金城正雄さんの履歴について紹介しました。その中で “三代目旭琉会金星一家・金城正雄総長は、ごく初期のころから那覇派の首領・又吉世喜の舎弟分として那覇派の実務面を取り仕切ってきた(以下略)” と記載されてますが、那覇派の実務面とは何かを窺える記事を見つけましたので全文を紹介します。沖縄ヤクザネタ好きの読者のみなさん、是非ご参照ください。

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“腐れナイチャー” の考察

昭和の時代と違い、現在では表向きではあまり使われなくなりましたが、我が沖縄には “腐れナイチャー” という他府県人に対する蔑称があります。沖縄県民の本土に対するコンプレックスの一種とも言えますが、実はそれだけではなく、一定の基準を満たした他府県出身者が現地民から “腐れナイチャー” として取り扱い注意のレッテルを貼られてしまうのです。

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第104回全国高校野球選手権沖縄大会の観戦記(興南vsKBC)

本日(16日)ブログ主は平成30年(2018)以来4年ぶりに、夏の高校野球沖縄大会準決勝の現地観戦をしてきました。今日のLIVE中継、あるいはQABのアーカイブ配信などで、結果は既にご存じの読者もいるかと思われますが、今回はひさしぶりに調子に乗って観戦記をアップします。野球好きの読者のみなさん、是非ご参照ください。

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徒然なるままに

今月8日の安倍元首相銃撃事件から1週間経過しましたが、いまだに世間では安倍氏の話題で持ち切りの状況で、彼の影響力の凄さを実感したブログ主であります。前に告知したとおり、ブログ主は8日から15日までブログやSNSの更新を停止してましたが、その間に思いついたことを調子に乗って散文でまとめてみました。読者のみなさん、是非ご参照ください。

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【緊急投稿】ぽってかす~の考察

NHK連続テレビ小説『ちむどんどん』の影響がと思われますが、巷で “ぽってかす~” という沖縄方言がちらほら聞こえてくるようになった気がします。ちなみに “ぽってかす~” も馬鹿を意味する方言ですが、これまた “ふら~” とは大分ニュアンスが異なります。前回の記事同様、ブログ主なりに “ぽってかす~” について言及します。

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【緊急投稿】ゲレンの考察

唐突ではありますが、今回は “ゲレン” という沖縄方言について考察します。参考までにネット検索すると “馬鹿” と解釈しているケースが多々見受けられますが、同じく馬鹿を意味する “フラー” とは大分ニュアンスが異なります。

ちなみに日本語には “外連(けれん)” という単語があり、ごまかしやはったりを利かせたという意味になりますが、沖縄における “ゲレン” は「常軌を逸した」の意味で用いられるケースが多いです。接尾辞の “むにー(~言)” を付けると分かりやすいので、両者の違いをブログ主なりに説明すると、

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ふーじんねーらん

今回は先月28日ごろからネット上で炎上中の “玉城知事コロナ陽性” について言及します。この案件は “政治家の結果責任” を考える上での恰好の素材なので、ネット上で拡散された情報、および沖縄二紙の新聞報道などを参照にブログ主なりに記事をまとめてみました。読者のみなさん、是非ご参照ください。

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金城正雄さんの謎 – その1

今回は、二代目旭琉会で長らく事務総長を務めてきた金城正雄さんについて言及します。金城正雄さんて誰?と思われる読者もいらっしゃるかと思われますが、彼は那覇派時代は中堅幹部、そして又吉世喜の弟分として活躍し、昭和45年(1970)以降の旭琉会では長らく事務総長を務めるなど、組織にとって重要な人物であり続けました。

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