【3年ぶり】俺が調子に乗って沖縄の高校野球チームを紹介するよ【糸満・前原】

令和4年3月20日から、今月9日(決勝・3位決定戦)の日程で、第69回沖縄県高等学校野球春季大会が開催されています。昨今のコロナ禍のなか、現地観戦は3年ぶりとなったブログ主ですが、今回は複数のチームの現場でチェックした上で、(ブログ主なりの)チーム解説を記事にまとめてみました。

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どこまでも身勝手な暴論

少し前の話になりますが、安倍晋三元首相がNATOを例に挙げて、日本でも核共有の議論を進める必要があると発言しました。その後毎日新聞社が「核共有」に関する議論をすべきか否かのアンケートを行なったところ、「議論すべき」が過半数を占める結果がでました(記事は削除済)。

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沖縄の高校野球は弱くなったのか – その1

今月18日から阪神甲子園球場で第94回センバツ高校野球が絶賛開催中ですが、開幕試合で我が沖縄出身の宮城誇南投手(浦和学院)が見事な投球を披露し、13奪三振を奪ってチームに勝利をもたらしました。

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コザの街エレジー(8) ハーニー族

美代子は「ふうっ」と溜息をついて腰を伸ばした。日中のアイロン掛けは暑くてやり切れない〔。〕ここはコザの或る外人家庭(?)。女主人は洋子さんといって31歳。主人は太っちょの米人で50近い。この家は洋子さんの前の旦那さんが米国へ帰るときに作ってくれたもので、洋子さんの財産であり、そして彼女の城だ。だから洋子さんは今の旦那からは生活費とは別に家賃も計算してもらっているという。

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コザの街エレジー(6) 混血児

「うちのジョージの御嫁さんに貰うから。アケミチャンは可愛いいから。それに御利口さんだし……」「誰がお嫁になんかなるもんか、いやぁだっ。あんなヒージャーミー。」

隣家の6ツになるアケミちゃんの無邪気な言葉に妙子の胸は針がささったように痛かった〔。〕5日程前のひる下り、庭でジョージと遊んでいた隣家のアケミちゃんに、御愛想のつもりで言った言葉が何と不用意な言葉だったかを妙子は今更乍ら悔いた。眼の前ではジョージ・ジョージと可愛がってくれる隣人も心の奥底ではこの母をフシダラと笑っているに違いない。いつも一緒に遊んでくれるアケミちゃん。外の子供たちがいじめてもかばってくれているアケミちゃんがあんなことをいうとは!

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同じ過ちを繰り返す輩たち

先月24日より始まったロシアのウクライナに対する “特別な軍事作戦” は今月13日になっても解決の糸口は見えてきません。だがしかし、今回の大事件は琉球・沖縄の歴史を対比することで様々な教訓が浮かび上がってきます。

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コザの街エレジー(9) アメリカ・ムークー

ロメオが帰国してからもう2カ年になる……。

まるで熱病にかかったように抱きしめて愛をささやいてくれて5年前の彼、バクチに負けて1カ月の給料の大半をなくしてしよげていた彼、子供ができてからの冷たかった彼、それでも帰国する時は泣いて再会を誓い合った悲しみ……愛憎を超えて、過去の想い出の1コマ1コマが脳裏をよぎる。

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基地の街エレジー(4) 夜の女

◎…夜のとばりが下りはじめ、街にネオンが灯るころ真赤な唇と白い顔の妖女たちがどこからともなく現れる。そこはコザの特殊地帯A通り。B子はこの通りの奥に住んでいる。女教員風な感じのするズングリした女である。彼女(仮にB子としておこう)は他の女に比べて決して悪どい客引きをする女ではない。ただ男の近づくのを待っている。他の女からは離れて壁にヤモリのようにくっついて…。取締りの警官をケイカイしているのだろう。この商売も楽ではなさそうだ。

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基地の街エレジー まとめページ

昭和32年(1957年)9月13日から全20回にわたって琉球新報で掲載された “基地の街エレジー” のまとめ・解説ページを作成しました。理由は、当時の時代背景をある程度説明しておかないと、記事内容を理解できないのではと考えたからです。

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基地の街エレジー(2) ガム賣り

基地も街だからって米人相手のバァーやキャバレーばかりがあるわけではない。コザ十字路の北方に吉原という一画がある(正確にいうと美里村吉原区)。センターや、八重島、島袋、諸見などが11時で1日の仕事に終りをつげ、大戸を下すころ、こゝ吉原の街はようやく目をさます。中部の客だけでなく、遠く那覇から宴会帰りの客が押しかけ中々の繁昌ぶり。酔客が千鳥足で窓々の娘達を冷かす中、夜は更けてくる。

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【令和版】ミラクルシティーコザ……

今年の1月21日から県内の各地映画館で “ミラクルシティコザ” が絶賛上映中です。昭和45年(1970)前後のコザを舞台にした映画ですが、実は50年後の今日でもコザでは “ミラクル” が起きることを痛感した出来事があります。

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基地の街エレジー(1) 街角の女

夜更けの街角、詩になるようなこの言葉も中部の街で拾うと、面白い、おかしい悲しいエピソードの数々となってくりひろげられる。一言に基地の街とはいっても、そこに住んでいるのはやっぱり私たちの仲間だ。昼働く仲間、夜働く仲間、あすのために働く仲間の奏でる「基地の街・エレジー」にしばし耳をかたむけてみよう。

裏通りのオデン屋……その名はゆき子(26)。コクハイのグラスを右手にドロンとした赤い眼を向け、しんみりとした口調で訴えるように、あざけるように長々と語る。

私にだって青春が……短い青春だったが……あったんだ。中学を卒えた年、すぐ軍の洗濯女になり、小さい体で一生懸命働いたよ。

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