親子共同の妾

今回は明治33(1900)年07月19日付琉球新報3面に掲載された “辻町ネタ” を紹介します。明治期の琉球新報を参照して印象的なのが、辻町に関する話題が不定期に掲載されていることです。それはつまり社会の関心が非常に高かったことの裏返しでもあります。

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喜舎場さんは暴力団ではない – 心のきれいな人

今回は、昭和38(1963)年10月21日から始まった喜舎場朝信(当時41歳)にかかる殺人未遂、証人脅迫事件の公判に関するエピソードを紹介します。この裁判に関連する新聞記事をチェックして印象的なのが、喜舎場さんに対する世間の風当たりの強さです。

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オバー系てんぷら&鮮魚店の戦闘力の高さは異常

今回のB級グルメレポートは那覇市久米2丁目にある ”中野鮮魚店” を紹介します。以前、久米の散策レポートでも紹介しましたが、今回は腰を据えて天ぷらなどを食してきました。

ちなみにこの中野鮮魚店、周辺の景色とあまりにも異なるため、ためしに沖縄県立図書館にあるゼンリン地図で調べたところ、なんと復帰前の1970年の地図にありました。しかも同じ場所です。すこし話はそれましたが、おいしいうちなーてんぷらを食してきたお話を是非お楽しみください。

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ブログ主が蒐集したゆるいネコの画像を紹介する記事

最近沖縄ヤクザネタを放出していなので、かわりといってはなんですが、ブログ主が蒐集したネコの画像でもお楽しみいただけるとありがたいです。

ただし画像を貼り付けするだけでは面白くないので、ちょっとした解説もつけてみました。小さいことは気にせずに、ネコおよび沖縄ヤクザネタが好きな読者の皆さん、是非お楽しみください。

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ことばに見る沖縄戦後史 ① – 26吉原

今回は琉球新報社編『ことばに見る沖縄戦後史 – パート1』から吉原の記事全文を掲載します。いまでこそすっかり寂れてしまいましたが、かつては沖縄を代表する特飲街として有名でした。

設立当時はあまりにも街が発展しすぎて犯罪が絶えず、しかも派出所も設置されていなかったため、山原派のこわいお兄さんたちが自警団として我が物顔で振舞っていました。ちなみに新城善史の自宅も吉原にあります。話がそれましたがアメリカ世時代の雰囲気が伝わる琉球新報社の吉原に関する記事を是非ご参照ください。

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神カレーを食べ歩いたお話

本日ブログ主は、お昼時間を利用してひさびさにカレーを食べ歩いてみました。暑い夏こそスパイスが効いたカレーを食べたくなる今日この頃、カレー好きには知らない人はいない有名なお店 スパイスカレーゴカルナに立ち寄ってみました。

ゴカルナはこれまでなかなか来店のタイミングが合わず、しかも新型コロナウィルス禍でテイクアウト営業のみの時期もありましたので、今回が3年ぶりの入店となります。神のカレーを堪能した今回のグルメレポート、ぜひご参照ください。

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心に刺さった棘を抜くには美味しいご飯を食べるのが一番

現代に生きる人は常に何らかのストレスにさらされています。当人の気がつかないうちに心に棘(とげ)が刺さっていて、いつの間にか不機嫌な日常を送っているケースがよく見受けられますが、いざストレス解消といってもどうすればいいかわからない人は案外多いのではないでしょうか。

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ジャマイカ風グリルチキンをひさびさに食べてきたお話

本日ブログ主は、沖縄市中央パークアベニュー内にあるジャーク・チキン(ジャマイカ式グリルチキン)で有名な ”BAMBOO CAFE” に2年ぶりに立ち寄ってみました。

ちなみに沖縄ではジャマイカ料理はあまりなじみがありません。そのため米軍基地の軍人あるいは軍属さん向けの店舗かと思いきや、意外にも日本人のお客様も訪れているようです。多国籍料理好きの読者のみなさん、ぜひご参照ください。

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平和教育の致命的な欠点

本日は昭和36(1961)年に琉球政府によって慰霊の日が制定されてから59年目にあたります。この時期になると毎年恒例で沖縄戦体験や平和学習に対する記事が激増しますが、近年「沖縄戦の体験が次世代に伝わっていない」「平和学習のあり方を見直すべき」などの論調が目立って増えてきました。

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ゆし豆腐(ライス・キムチ付)がしに美味い店に行ってきた件

先日ブログ主はちょっとハマったカツカレーの店(後日公開)でチキンかつカレーを美味しく完食したあと、偶然に那覇市久茂地の”キムチ工房やまや”の前を通りすぎました。

ちなみにこのお店は”那覇 – キムチ”で Google 検索すると一発でヒットするしに有名な店です。ブログ主は15年前に訪れたときに沖縄そばやゆし豆腐定食を美味しくいただいた記憶がよみがえり、懐かしさのあまりつい立ち寄ってみました。B級グルメ好きの読者のみなさん是非ご参照ください。

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佐敷のタックルサー考

前回”黑いりうきうルネサンスの時代”と題して尚敬王時代(1713~1751)の暗黒面について言及しましたが、本来は巴志(1372~1439)の足跡を調べるため『球陽』などチェックしている際に素でエグい記述を見つけたので、ついでにまとめ記事を作成しています。今回は本題である巴志についてブログ主なりに言及します。

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黑いりうきうルネサンスの時代

本日(6月18日)、ブログ主は巴志(=尚巴志)の足跡を調べるために『球陽』をチェック中、思いもよらぬ記述に遭遇しました。前に『蔡温時代の人民 – 1952年1月1日付琉球新報より』と題した記事を掲載し、蔡温が活躍した尚敬王(在位1713~1751)時代の暗黒面について言及しましたが、改めて『球陽』を読むと予想の斜め下を行く惨劇に背筋が凍る思いがしました。

ちなみに『球陽』は尚敬王あたりを境にして記述内容が素でエグくなります。参考までに Wikipedia の尚敬王の記述を参照すると、

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大衆食堂ミルクのミルク感は異常

今回は那覇市松尾にあるしに有名な”大衆食堂ミルク”を紹介します。いまさらブログ主が紹介するのもなんですが、沖縄に現存する”オバー系食堂”の最高峰のひとつとして今回まとめ記事を作成しました。

余談ですが浮島通りは昭和と平成が入り混じったカオス感を感じる場所で、いつか当ブログでも散策レポートをアップしようか検討してます。話はそれましたがB級グルメ好きの読者の皆さん、大衆食堂ミルクの食レポをぜひご参照ください。

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