コザで黄色いカレーを食べてきたわけさぁ

本日ブログ主は調べ物をするため、沖縄市立図書館を訪れました。その帰りに胡屋十字路近くコザ市場内にある”上原商店”に立ち寄り、以前からしに気になっていた黄色いカレーを食べてきました。B級グルメおよびカレー好きの読者のみなさん、ぜひご参照ください。

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ウチナーアメリカンのディナーを堪能したお話

6月にはいって我が沖縄では新型コロナウィルス禍による外出自粛ムードがじょじょに緩和され、以前のような平穏な日常に戻りつつあります。残念ながら観光客はまだ戻ってきていませんが、逆に考えると以前はなかなか入店しにくかった県内有名店に足を運ぶ絶好の機会でもあります。

今回は創業が昭和29(1954)年、昭和の老翁レストランで有名な那覇市辻の”レストランジョージ(George)”でステーキディナーを食してきました。早速ですが読者の皆さんぜひご参照ください。

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人民中国への道 – むすび

日本の降伏後、アメリカは蒋介石の内戦を支援するため20億ドル以上の贈与ないしはクレジットを提供し、多量の軍用・一般用の余剰資産を名ばかりの値段で売り、さらに最高時11万を超えた在華米軍の軍事物資を、引き揚げのさい「放棄」してきた。にもかかわらず「中国における内戦の忌わしい結果は、アメリカ政府の統制の範囲を超えていた」(アメリカ国防省『中国白書』)

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人民中国への道 – 序章

歴史の発展を測る時間の単位は、人類史の発展とともに縮まってきている。旧石器時代にそれが万年であったとすると新石器時代には千年になり、歴史時代に入ると、数百年・百年・五十年・三十年と短くなっている。歴史の「進歩」への不信が広がる今日ではあるが、単位を一つ大きくとれば、歴史の前進が、それも英雄・天才の指揮棒によってではなく、無名の民衆の力量の成長によって達成されていることが知れよう。

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新型コロナウィルス禍をふりかえる

先月25日に国の緊急事態宣言(新型インフルエンザ等対策特別措置法第32条第1項の規定に基づき、令和2年4月7日に宣言)が解除されましたが、ここでブログ主が改めて新型コロナウィルス禍について振り返ってみます。

令和2(2020)年1月3日に、中国湖北省武漢市において原因不明の重症肺炎の集積が報告され、のちに新型コロナウィルス(COVID-19)と判明、わが国では同年1月15日に感染1例目が報告されました。その後の流れは大雑把にまとめると、

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【速報】しに有名なステーキ店が店内営業再開したので早速行ってみた件

本日、那覇市西にある有名店「ジャッキーステーキハウス」の店内営業が再開したと聞き、早速ブログ主は同店を訪れてみました。

新型コロナウィルス禍前のインバウンド観光全盛のころは外国人観光客で賑わっていましたが、さすがに本日は待ち時間なしで入店できました。ただし3密を避けるために一部座席は閉鎖しての営業でした。早速ですがステーキ好きの読者の皆さん、ぜひご参照ください。

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現代社会の古典離れを憂えて3年後

3年前の今日(平成29年5月30日)、ブログ主は”現代社会の古典離れを憂うお話 その2”と題した記事をアップしました。ブログを開設して1年経過して初めて”改心の出来”という感覚を味わった初期の傑作ですが、あれから3年経過して我が沖縄社会および日本における古典離れはもはや手に負えない状態であると実感せざるを得ません。その一例として言論界における堕落した一部記者およびコメンテーターの例を挙げます。

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沖縄の売春 – 私の見たその実態(3)

「しかし、売春禁止法ができたら、かえって売春を街頭に野放しにする結果となり、性病はもっとひどくひろがるのではないだろうか?」

キャラウェー高等弁務官が立法院に勧告した性病予防法改正と売春禁止法の立法に対して、当然予期される反対の声は、全世界の過去の実例から推測して「性病を野放しにする危険」である。良心的だが、売春の歴史と過去の諸事実に精通しているわけではない医師の間では、必ずこのような反対意見を述べる者が出てくるに違いない。

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沖縄の特飲街 – まとめページ

これまで当ブログにて掲載した特飲街関連記事のまとめページを作成しました。先日アップした記事、『沖縄の売春 – 私の見たその実態(1)』が予想の斜め上を行くアクセス数で、ブログ主の思った以上に読者の皆さんはアングラネタが好きなんだと実感しました。そのため今回読者の便宜を図る上でまとめページを作成しました。

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圍娼の情夫ぐるい(原文)- 2

明治31年9月3日付琉球新報3面

(つヾき)伊勢の海阿漕ケ浦に曳く網も度かさなれは顕はれにけり況んや人足繁き遊郭の中に於て如何に秘すれはとて隱せはとて惡事忽千里を馳せ何時か浮名の世間に漏れさる事ある可きかは左れはカマ眞榮里両人の密會は初の程は家内の人にのみ秘密として知られ両人に於ても亦た用心に用心を加へ餘所に漏さじとのみ勸めたれと

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圍娼の情夫ぐるい(原文)- 1

明治31年8月29日付琉球新報3面

男ごヽろと秋の空と人はいへど尚それよりも變り易きは女の心ぞかし殊に一たび浮き川竹の流に身を沈めてし女の心はしも其定まり無こと恰も走馬燈の如く昨日の瀬は今日の淵と打替りて中々に油斷のならぬものとかや茲に那覇區字東渡地二百九十九番地に寄留して焼酎商を營める城間蒲と云へる平民あり當年四十八、九にして五十に近き班白の若年寄りなれど中々に壯者も及はぬ達者なりとの評判ある男なり

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沖縄の売春 – 私の見たその実態(2)

「でも売春が禁止されたら性犯罪が増えて、堅気の娘たちが危険にさらされるのではないでしょうか?」

かなり知的な婦人でも、こういう心配に取りつかれている。

キャラウェイ高等弁務官は立法院(第二十三回定例議会)に送ったメッセージの中で、売春禁止法の立法を勧告している。行政府もまたそのための実態調査予算を計上した。売春禁止法の制定が問題になってくれば、かならず反対意見の中に「性犯罪増加の危険」がいわれてくるにちがいない。

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沖縄の売春 – 私の見たその実態(1)

働く女子年少者保護育成週間が二十二日からはじまりました。対象は全流の各職場で働く年少者となっていますが、この「保護」からもれている万余の女性がいます。それはいわゆる赤線、青線地帯の女たちです。売春禁止法もなく、彼女たちの更正、福祉施設もないまま、売春が放任されている沖縄の現実……。しかし「必要悪」だからといって見て見ぬふりするわけにもいきません。働く女性の保護育成にちなんで、売春の実態と彼女たちの保護について、読売新聞那覇特派員中沢道明氏の寄稿を紹介しましょう。

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