史料

論説 – 野球優勝試合

大正6(1917)年9月10日付琉球新報2面上段に”野球優勝試合”と題した論説が掲載されていました。無署名記事ですが、内容を吟味するに太田朝敷先生の論説の可能性が高いです。

論説の流れは大雑把に見ると、大きい視点(沖縄県における急務の問題についての言及)→対応策の提示→対応策を講じることによって生ずる弊害についての言及になっていて、これは太田先生がよく使う手法です。それ故ブログ主は太田先生の論説で間違いないと判断しています。論説全文(原文)と旧漢字訂正分を掲載しますので、読者のみなさん是非ご参照ください。

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すごい写真が見つかったんだけど – アメリカ世時代

新型コロナウィルスが県内でも蔓延している影響で外出もままらなぬ今日このごろですが、先日暇つぶしに家内を掃除中にまたまた貴重な写真を見つけることができましたので、その一部を公開します。

前回はランダムに写真を提示しましたが、今回はアメリカ世の時代にしぼって写真をチェックして可能なかぎり修正を施しました。読者のみなさん是非ご参照ください。

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◆ 本縣の野球について – 早稻田生

今回は大正6(1917)年9月3日と4日の2日にわたって掲載された「本縣の野球について」の論文を掲載します。大正時代の野球のレベルを伺うことができる的確な内容で、野球好きのブログ主も大変参考になりました。

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芋の葉露(田舎生活)- まとめページ

これまで6回にわたって掲載した太田朝敷先生の論説「芋の葉露(田舎生活)」のまとめページです。当ブログでは琉球新報に掲載された原文および写しと太田朝敷選集(中巻)に掲載された旧漢字訂正分(の一部をブログ主が校正)を掲載しました。

参考までに太田朝敷選集の編者である伊佐眞一先生の書誌改題を紹介します。

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大正六年の沖縄の野球 – 沖縄一中のチーム紹介

令和2(2020)年3月19日に開催予定の第92回選抜高等学校野球大会(以下センバツ)は、ご存知のとおり新型コロナウィルスの感染拡大により開催中止となりました。

そこで代わりと言っては何ですが、今回から数回に分けて大正6(1917)年9月に我が沖縄で開催された野球大会の記事を掲載します。ブログ主も始めて目を通した新聞史料(琉球新報)ですが、これが実にじわじわくる内容でしたので、必要分をコピーしてチェックしました。先ずは沖縄一中(沖縄県立第一中学校=現沖縄県立首里高等学校)のチームおよび選手紹介全文を書き写しました。

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芋の葉露(田舎生活)- その7

(七)文明の風潮は多少村落生活の中にも染みこみ宴会抔も自ら新旧三様の風あり。新風の宴会は天長節とか新年とか云ふ折に開かるゝものにてこれは云はゞ公会の性質を帯びたるものなれば旧態の宴会と云(いわ)〔く〕の趣を異にするのは当然の事なり。さてこの宴会は村事務所に会し豚豆腐抔の煮しめを肴とし泡盛を飲んで楽しむまでにて三味線を弾じ鼓をたゝくが如きことはなし。

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芋の葉露(田舎生活)- その6

(六)都鄙を通して百俵の土地を有する者は豪農とす。一俵(約60キロの米穀と仮定)の坪数は地味の肥瘠位地の便不便によりて甚しき差あり。那覇首里の近在にして六十坪一俵の所あり、或は七八十坪一俵の所あり、偏在の瘠地となれば百乃至二百坪一俵の所もあれども先づ平均したる所で八十坪位(約264平方㍍)の所なるべし。

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芋の葉露(田舎生活)- その4

(四) 膳皿の類は田舎屋にても上等の部に属する所は一通りの設備あり。されどこれ十中一二を数ふる位ひなり。茶飲茶抔は支那製の随分高価(ふも十個一円位ひに過ぎず)のものを所持する向もあれども茶盆は正七月市の出来合ひものにて誠に釣はぬもの多し。

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