以前、当ブログにて「選挙における候補者選びについて真面目に考えて見たところ」という記事を3回ほど掲載しました。その後、山本七平著『論語の読み方』という本を再読した際に、実に興味ある箇所を見つけましたので全文を抜粋します。読者の皆さんぜひご参照ください。
木を見て森を見ず – その4
当ブログでめずらしく長々と取り上げることになった「新潮45」に寄稿された杉田水脈衆院議員の論文「LGBTの度が過ぎる」ですが、いろいろ調べているうちに面白いことに気が付きました。7月25日の朝日社説を筆頭に、彼女の論文を非難する論調が目立ちますが、これらを読むと彼女の論文を本当に読んで批判しているのか極めて疑問に思わざるを得ません。
木を見て森を見ず – その3
7月18日に発売された「新潮45」に寄稿された杉田論文に関して、本日(27日)新たに気になる点が見付かったので紹介します。
木を見て森を見ず – その2
前回の記事において「新潮45」に寄稿された杉田水脈さんの論文を掲載しました。個人的には全文を読んだかぎりごく当り前のことを淡々と述べた印象ですが、朝日新聞や沖縄二紙、そして立憲民主党などから杉田論文に関して非難の声があがっています。
今回、当ブログにおいて7月25日付朝日新聞の社説と、同日沖縄タイムス〈大弦小弦〉、そして26日の沖縄タイムス社説の全文を掲載します。これら3つの記事を参照したところ、共通して「生産性」という単語に過剰反応している印象があります。たとえば朝日新聞は、「異性のカップルであっても、子どもを産むか産まないかは、個人の選択である。それを『生産性』という観点で評価する感覚にぞっとする。歴史的に少数者を排除してきた優生思想の差別的考えとどこが違うのか。」と激しく批判しています。
朝日新聞や沖縄タイムスの記事で気になったのは「生産性」の前後の文章を全く引用していないことです(下記参照)
木を見て森を見ず – その1
今月18日発売の新潮社発行『新潮45』に掲載された杉田水脈さんの論文(57~60㌻)がどうやら物議をかもしているようです。たとえば25日付きの琉球新報3面には「LGBTカップル生産性ない」の見出しで批判記事が、同日沖縄タイムスの〈大弦小弦〉でも批判的なコラムが掲載されました。
杉田論文に対して批判的な人たちは、「彼ら彼女らは子供を作らない、つまり「生産性」がないのです。そこに税金を投入することが果していいのかどうか。」の部分を重要視して、彼女の人権感覚を疑問視しています。「そもそも人を「生産性」で区分けすること自体が、重大な人権侵害である(大弦小弦)」という論法で杉田さんの人権意識の欠如を非難するケースもありますが、はたしてこの指摘は正しいのでしょうか。
【決勝】第100回全国高等学校野球選手権記念沖縄大会(糸満vs興南)
6月23日から絶賛開催された、第100回全国高等学校野球選手権記念沖縄大会も昨日(23日)沖縄セルラースタジアム那覇にて決勝が行われ、興南高校が5-0で糸満高校に勝利しました(2年連続13回目の出場)。すでに新聞報道等でも試合詳細は報じられていますが、折角現地観戦をしたブログ主が、今年も調子にのって決勝戦の観戦レビューを掲載しますので、野球好きの読者の皆さん、是非ご参照ください。
第100回全国高等学校野球選手権記念沖縄大会決勝戦の展望(糸満vs興南)
大急ぎになりますが、明日開催予定の第100回全国高等学校野球選手権記念沖縄大会決勝戦の展望についてブログ主が調子に乗って語ります。前の記事で今年は投手の完成度が低いと述べましたが、結果的に投手力を含むディフェンスが安定しているチームが決勝に進出しました。興南は藤木・宮城の両左腕に捕手の遠矢くんが一本立ちして磐石の投手力を誇りますし、糸満は主戦の金城龍史郎くんが投打に絶好調でチームを勝利に導いています。
ただし今回はちょっと趣向を変えて歴史ブログらしく、過去10年前後の決勝戦や糸満高校の経歴を紹介しながら、明日の勝敗予想を展開します。
【準決勝】第100回全国高等学校野球選手権記念沖縄大会(興南vs嘉手納)
いま、ブログ主は超速でベスト4の試合の観戦レビューをまとめています。明日開催の決勝の展望は後ほどアップしますので、今回は準決勝第2試合の興南vs嘉手納の試合結果について調子に乗って語ります。
【準決勝】第100回全国高等学校野球選手権記念沖縄大会(糸満vs北山)
本日(7月22日)、沖縄セルラースタジアム那覇にて第100回全国高等学校選手権記念沖縄大会のベスト4の2試合が絶賛開催され、第1試合では糸満高校が6-2で北山高校に勝ち、第2試合では興南高校が7-2で嘉手納高校に勝利しました。今回は糸満vs北山の観戦レビューを掲載します。
大陸および台湾の中国人との付き合いについての考察
ここ最近、とあるSNS上で、台湾において我が沖縄のことを「琉球(沖縄)」と表記する旨の書き込みがあり、ちょっとした話題になっていました。ブログ主は中国の専門家ではないため、たとえば巷で唱えられている「中国脅威論」には一線をひいてますが、我が沖縄の隣国として中国大陸や台湾の政権および中国人たちの行動様式は無視することはできません。それゆえ彼らの行動パターンは如何なるものか、いろいろとブログ主なりに調べてみたことがあります。そのなかで今回は個人的に一番しっくりきたエピソードを紹介します。昭和61年(1986年)に刊行された長谷川慶太郎著『さよならアジア』からの抜粋で、読者の皆さんぜひご参照ください。
(中略)私は、1970年の大阪万博のとき、香港の華僑たちにそれこそ「脳天をなぐられた」感じをうけたことがある。それは、かれらが個人として二十五年前の戦争のことを一瞬たりとも忘れていないだけでなく、中国民族として、日本人にくわえられた戦争中の被害を一瞬たりとも忘れていないと思わせる事件を何度か経験したからである。
マウンテンデュー・シャーベットを探し続けて……
おそらく昭和56(1981)年以降かと思われますが、沖縄の夏に欠かせなかった食べ物の一つにマウンテンデュー・シャーベットがあります。Wikipedia によるとマウンテンデューそのものは同年北関東から発売されたとの記述がありますが、我が沖縄では飲み物よりシャーベットが大ブレイクした記憶があります。
差別のカベを破った偉大なる人物
今回は大日本帝国時代における人事についてのお話です。明治12年(1879年)の廃藩置県によって我が沖縄県が誕生しますが、普通町村制に移行が大正10年(1921年)と他府県に比べて遅れた影響か、県庁および各種学校や警察などの主要人事は他府県人の独占状態になってしまいます。このあたりの事情を高嶺朝光著『新聞五十年』を参照すると、
テーゲーとシムサの実例
以前、当ブログにて”テーゲーとシムサ”についての記事を掲載しました。テーゲーは「いいかげん」、シムサは「これでいいだろう」のニュアンスで、この2つが合体すると、何事も適当に済ませてしまう”悪癖”になります。昭和の沖縄県民あるあるですが、平成の世になってもこの行動様式は散見されます。残念ですが今回実例を紹介しますので読者のみなさん是非ご参照ください。
「戦前」の研究 なお未開拓
今回は、7月10日付の沖縄タイムス文化面(18)に掲載された上里隆史(うえざと・たかし)先生の論説を掲載します。戦前(大日本帝国の時代)の研究に未開拓の部分があるのでは、という内容ですが、たしかに現行の琉球・沖縄史は近現代史(ただし沖縄戦を除く)の記述がいまいちな気がしてなりません。ブログ主はその理由として、①経済に対する記述が貧弱であること、②ヤマト(日本)によっていかに差別されたかを強調しすぎなどが原因かと考えています。
今日でベスト4がそろったんだけど……
本日(7月16日)、沖縄セルラースタジアム那覇およびコザしんきんスタジアムにて第100回全国高等学校野球記念沖縄大会ベスト8の4試合が開催され、糸満、北山、興南、嘉手納の4チームがベスト4に進出しました。
沖縄セルラースタジアム那覇 第一試合 糸満 6-3 美来工科、第二試合 興南 4-3 那覇
コザしんきんスタジアム 第一試合 北山 6-5 沖縄尚学、第二試合 嘉手納 9-6 中部商業
今回ブログ主はコザしんきんスタジアムにて現地観戦しましたが、優勝候補に推していた中部商業、そして3回戦(vs読谷)で完璧な内容で勝利した沖縄尚学がベスト8で姿を消してしまうという波乱の一日になりました。正直なところちょっと落ち込んでいますが、気を取り直して記事を作成しています。