コラム

【仮説】琉球民族はテーゲーとシムサの観念の前に平等である

先日ブログ主はひさびさに渡部昇一著『日本史から見た日本人 – 古代編』を読んでいたところ、面白い点に気がついたので当ブログで記事配信します。同著118ページからの『(1)「和歌」の前に平等な日本人』の項目は、渡部先生の最高傑作といっても過言ではありませんが、では琉球・沖縄の歴史において「~の前の平等」という発想があったのかを振り返ると、実は全くといって良いほど無いのです。

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報道しない?自由

本日(3月1日)、琉球新報朝刊1面に 『呉屋共同代表が辞任 – オール沖縄会議 – 辺野古阻止は継続』 という見出しで、呉屋守将(ごやもりまさ)・金秀グループ会長が、28日付けで共同代表を辞任したニュースが掲載されていました。総合2面には解説および呉屋氏との一問一答も掲載されています。

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エルダリーバルジ(elderly Bulge)の弊害

今回ブログ主は、昭和55(1980)年から現在にいたる我が沖縄県における人口動態を再度チェックしたところ、実に面白いことが確認できたので当ブログにアップします。以前全人口における若者人口(15~24歳)までの比率を調べたことがあり、今回はそれに加えて(全人口に占める)65歳以上の人口も計算してみました。

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琉球独立論考

先日ブログ主は川瀬俊治著 『琉球独立は可能か』 を購入しました。金城実さんと松島泰勝氏の対談形式で果たして琉球独立が可能かどうかについて考察した著作です。この著書は全八章からなり、実はまだ第八章 (琉球連邦共和国を目指す)は読んでいませんが、面白いことを発見したので先に記事にします。

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読売ジャイアンツの那覇キャンプを見学してきたよ

先日(2月20日)、ブログ主は那覇市の沖縄セルラースタジアムで行われている読売ジャイアンツの一軍キャンプを見学してきました。ブログ主は2011年に初めて巨人軍が2次キャンプを行ったときに見にいったことがありますが(そのときは韓国のプロチームとの練習試合)、よく考えるとそれ以来のキャンプ見学になります。今回見学を思い立った理由の一つが我が沖縄に縁がある選手が1軍キャンプに帯同して、その選手を一度見たかったからです。

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大人の対応

平成29(2017)年12月9日の産経ニュースから始まる一連の誤報案件で、ブログ主は前の記事において「実は今回の案件における産経側の対応はトラブルシューティングの見本ともいえる素晴らしいもので……」と記述しました。今回はこの点について少し説明します。

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必要以上に相手を刺激してしまった結果…

平成30(2018)年2月8日、産経新聞は『沖縄米兵の救出報道 おわびと削除』の見出しで、「12月9日に配信した『危険顧みず日本人救出し意識不明の米海兵隊員 元米軍属判決の陰で勇敢な行動はスルー』の記事中にある「日本人を救出した」は確認できませんでした…(中略)記事は取材が不十分であり削除します。記事中、琉球新報、沖縄タイムスの報道姿勢に行き過ぎた表現がありました。両社と読者の皆さまにおわびします」の検証および謝罪記事を1面(と3面)に掲載しました。

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大人の事情

前日(2月4日)行われた沖縄県名護市の市長選挙は即日開票が行われ、自民・公明両党などが推薦した渡具知武豊氏が、現職の稲嶺進候補を破って初当選しました。 

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沖縄県民の欠点とは(目的と手段の入れ替わり)

以前、当ブログにて翁長助裕さん(現沖縄県知事の兄・故人)の論文を取り上げました。その際にブログ主は沖縄県民の大欠点の1つは“テーゲーとシムサの発想にある”と指摘しましがが、今回は別の視点から現代の沖縄県民が抱える欠点について調子に乗って取り上げてみようと思います。

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理論と理屈の違い

先日、沖縄県立図書館(にしか貯蔵されていない)の『又吉康和追悼録』を始めて読んだところ、面白い話を見つけましたので紹介します。追悼録には千原繁子さん(沖縄初の女性医師、1898~1990)の追悼文が掲載されていましたが、その中に又吉さんが千原さんを諭す箇所がありました。

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【暫定】琉球王国時代のぐう蓄エピソードで打線を組んでみた

1年ほど前に、当ブログで琉球藩の時代のクズエピソードについて言及しました。今回は復習の意味も兼ねて、尚家の琉球国の畜生&クズエピソードで打線を組んでみました。あくまで現時点で確認できた限りの情報で大雑把に纏めましたので読者のみなさん是非ご参照ください(後日新たなエピソードを見つけたら追加訂正します)。

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成人式考

先週日曜日(1月7日)、我が沖縄県でも21市町村で成人式が開催されました。沖縄の成人式は例年荒れることで有名ですが、今年は沖縄タイムスプラスでは『那覇で新成人の逮捕・保護なし・・・「こんなに静かな国際通り始めて」』の見出しで、逮捕者が出なかったことを大々的に報じたように、総じて大人しかった様子でした。だがしかし、荒れなかったことがニュースになる時点で何かがおかしい。

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子曰君子周而不否小人比而不周

先日(2018.01.02)、当ブログでも記事にしたお笑いコンビの村本大輔氏(37)が3日沖縄でライブを開催し、翌日4日には沖縄2紙(沖縄タイムス、琉球新報)において彼のインタビュー記事等が大きく取り上げられていました。沖縄タイムスは社会面で、琉球新報では何と1面に『隣の人に理解を』の大見出しで掲載されていました。

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