シリーズ

りうきうの “シージャ” たち

ここ数日、ブログ主は年末年始の恒例企画、「クリスマスには風俗記事」「三が日には沖縄ヤクザ記事」のネタさがしのため、手持ちの積み史料や沖縄県立図書館の新聞記事等をチェックしています。その過程で ” 突っ込まざるを得ない” 小ネタを多数ゲットしましたので、ひさびさに当ブログにて紹介します。

続きを読む

魂の叫びだけが愛と平和を勝ち取る(笑)

10月末から11月に入って、ブログ主はこれまで蒐集した “積み史料” の整理に追われています。そのためブログ更新も若干遅れ気味になってしまいましたが、たまった史料をチェックしている最中に「ピースフルラブ・ロックフェスティバル」について気が付かされた件があり、試しに記事を作成しました。

続きを読む

学生運動とオキナワンロック

今月19日付沖縄タイムス23面に、「沖縄自立求め 一冊に / 元「沖青同」メンバー資料集発行」と題して、沖縄青年同盟の元メンバーたちが資料集を発刊した記事が掲載されていました。

続きを読む

LSDとオキナワ

今回は、世界のロックシーンに大きな影響を与えたと言われる「LSD(リゼルギン酸ジエチルアミド)」について言及します。もちろん、この “おクスリ” も当時のヒッピー文化とともに沖縄に上陸しており、それを裏付ける史料として、昭和45年(1970)4月25日付琉球新報朝刊07面によると「中部でLSD(幻覚剤)摘発 」と題した、LSDに関する初めての記事が掲載されていました。

続きを読む

ロックとコザと “証言”

(続き)前回の記事において、ロックと “おクスリ” について言及しました。ハッキリ言って70年代の音楽シーンではごくありふれた話なので、何をいまさらと思われる読者もいるかと思われますが、今回はオキナワン・ロックの重鎮たちの証言から当時の “おクスリ” とバンドマンとのかかわりについて言及します。

続きを読む

辺野古訴訟 県敗訴の考察

既にご存じの読者もいらっしゃると思われますが、普天間基地の名護市辺野古移設に関して、県が国を訴えている「是正の指示」訴訟は、最高裁第一小法廷は4日、是正指示を適法とした福岡高裁那覇支部の判決を維持し、県の上告を棄却しました。

続きを読む

ロックとコザと “おクスリ”

ご存じの読者もいらっしゃると思われますが、これまで当運営ブログでは「オキナワン・ロック」はNG扱いでした。理由は複数ありますが、その一つに(すでに言及してますが)公開史料の乏しさがあります。80年代中盤以降からインタビューやドキュメンタリーを中心に、オキナワン・ロックの史料が散見されるようになりますが、それを裏付ける彼らの全盛期、すなわち昭和40年(1965)から昭和52年(1977)までの史料がなかなか見つけられないのです。

続きを読む

オキナワンロックと “後継者”

当運営ブログは、今年で7年目を迎えましたが、実は近現代の大衆文化(風俗等含む)は積極的に取り上げて来たブログ主が、長年オキナワン・ロックには手を付ける気になりませんでした。

続きを読む

オキナワンロックの “最期”

すでにご存じの読者もいらっしゃるかと思われますが、沖縄アリーナにて絶賛開催中のFIBAバスケットボール・ワールドカップにおいて、日本代表はグループステージ1次ラウンド(27日)でフィンランド代表相手に大金星をあげました。

続きを読む

オキナワンロックの “黄昏”

すでにご存じのことかと思われますが、本日(25日)からFIBAバスケットボールワールドカップ2023の1次ラウンドが沖縄で開幕します。なお、この大会を契機に沖縄市は琉球ゴールデンキングスの本拠地としての認知度を世界中にアピールする機会を得たわけであり、ブログ主は大会が無事成功することを祈ってやみません。

続きを読む

お、おう……

本日ブログ主は、台風6号の影響で自宅に缶詰め状態のため、これまで蒐集した史料をチェックしたところ、OneNote に保存していた風俗関連の史料が同期エラーで全滅している件に気が付きました。

続きを読む

売春宿エレジー 食う者は食われる

緊張のせいか被告人新里幸子(四十二歳)=仮名=の顔は青ざめている。左手に花柄のハンカチを強く握りしめ、判決宣告に対する不安に耐えている様子である。新里の罪名は売春防止法違反。新里の経営する小料理店「小菊」=仮名=において、売春婦二人が多数回にわたって不特定の遊客らを相手方として売春するに際し、その情を知りながら、「小菊」の客室を売春婦らに使用せしめ、もって売春を行う場所を提供したというのが公訴事実である。

続きを読む

ある有名な野球選手の兄弟がいまして

ご存じのとおり当運営ブログでは、今年の4月21日から「ロックとコザ」の川満勝弘編(愛称:カッちゃん)を不定期連載しています。ただし、カッちゃんの証言は時系列があいまいなところがあるので、これまた不定期ながら沖縄県立図書館に出向いて、裏付け史料を集めています。その際についうっかり沖縄ヤクザなど複数のじわじわくる記事を発見したりするわけですが、今回は「ロックとコザ」の喜屋武幸雄編からきわめて興味深い証言と、その裏付け(らしい)史料を見つけましたので、(時効だからいいだろうと思いつつ)当ブログにて紹介します。

続きを読む