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とある Facebook の投稿が絶賛大炎上した件

すでにネット上では大炎上していますが、3月10日の Facebook に物騒な内容の投稿がアップされ(後に削除)、本人が弁明の投稿(これも後に削除)された一件の記事を掲載します。投稿者は宮古島市議の石嶺香織さんで、先ずは下記全文をご参照ください。

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俺が調子に乗って『琉球紀行』を解説するシリーズ その1

では今回からブログ主による『琉球紀行』の解説をスタートします。その前にルールを説明すると、

  • ページ順に解説予定も、現時点で説明が困難な部分は後回しにすること。
  • 旧漢字は現在の漢字に改めて掲載することと、ブログ主の裁量で句読点を追加すること。
  • 口語訳は行わないこと、本文および解説分を掲載。

になります。史料は国立国会図書館デジタルライブラリー公開分、および『沖縄県史』第14巻に掲載文からの抜粋になります。本文は青字で記述しますが、文語に慣れない読者は読み飛ばしても構いません。ブログ主ができるだけ判り易く解説をしますので、最初は解説の部分だけお読みください。

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俺が調子に乗って『琉球紀行』を解説するシリーズ~プロローグ

今回から、明治9年(1876)刊行の『琉球紀行(河原田盛美著)』の解説を中心に記事を掲載します。実はブログ主は文語や候文なんて代物を学校で学んだことがありませんので、初めてこの著作を読んだ時は正直意味不明でした。現時点ではようやく内容を把握できるようになったので、敢えて(というか無謀にも)この著書の解説に挑みます。

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新年の挨拶

あけましておめでとうございます。

旧年中は、当ブログを訪問いただき、まことにありがとうございます。

去年の5月19日、当ブログがスタートして以来、おかげ様で記事数もPV数も順調に推移しました。浅学菲才のブログ主がアップした記事も間もなく180ページになります。目標の1000ページ掲載まであと800余り、今年も歴史その他の記事をどんどん掲載しますので、どうか皆さん,宜しくお願いします。

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新しいPCが届いたでござるの巻

今回の記事は少し気分を変えて、先日注文したWindows 10のノートPCのセットアップレポートを掲載します。

購入したのはASUS製のTransBook Mini T102HAで10.1インチ型、タッチパネルとスタイラスペンがついて5万強のお買い得な商品です。持ち運びに便利なセカンドPCとして購入しましたが、実はひとつ前世代のTransbook T100HAが実に呪われたアイテムだったのです。T100HAシリーズはバカ売れしたと聞きますが、ブログ主が去年9月末に購入した機種は初期不良2回修理3回という神っているとしか言いようがないほどトラブルに見舞われました。ちなみに現在4回目の修理対応中です。

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2016年10月22日、GRS護佐丸リラーニングサポートでのスピーチ原案

去る10月22日、GRS護佐丸リラーニングサポート内で現代沖縄における歴史認識について簡単なスピーチをおこなう機会がありました。今回はその原案をアップします。ブログ主が現時点で感じている歴史認識の問題点をまとめた内容ですが、2年あるいは3年後にこの草稿を読み返してどのような反応をするか今から楽しみです(笑)。

題目 

あいさつ 

1.現代沖縄における歴史のグラウンドデザインとは何か? 

2.現代沖縄の歴史認識はいつから定着したか? 

3.現代沖縄における歴史認識の問題点。 

4.歴史認識の問題を解決するには? 

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閑話 2016年リオネジャネイロオリンピック・バレーボール世界最終予選を観戦して思ったこと その6

今回の最終予選では、スプートニック0829さんを初めバレーボールのブロガーたちが日本バレーボール協会の改革の必要性を訴えています。スプートニック0829さんの意見が一番分かりやすいのでブログ内ページを貼り付けしましたが、ブログ主が一番危惧しているのは実は東京オリンピック以後のバレーボール競技の行く末です。

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閑話 2016年リオネジャネイロオリンピック・バレーボール世界最終予選を観戦して思ったこと その5

2013年に日本男子バレーボール代表チームの監督に就任したゲーリー・サトウ氏は元アメリカ男子チームのコーチで、日本バレーボールの改革に取り組みますが、残念ながら初年度は散々な結果に終わります。世界選手権に出場できなかったことが最大の失敗ですが、ゲーリー・サトウ氏はVリーグや大学、あるいは春の高校バレーなどを精力的に視察して2014年のシーズンに臨もうとした矢先に突如2014年2月に解任されて、南部正司氏が新監督に就任します。

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閑話 2016年リオネジャネイロオリンピック・バレーボール世界最終予選を観戦して思ったこと その4

底辺まで落ちてしまった日本男子バレー(笑)が復活する見込みはあるのでしょうか?実は日本バレー協会は復活の目を自らの手でつぶしてしまった過去があるのです。2008年の北京オリンピックで日本男子バレーは出場こそすれもど一勝もできませんでした。その後に全日本監督の公募を行ったところ何と世界的な名監督であるフリオ・べラスコ氏*が手を挙げたのです。

*フリオ・ベラスコ:アルゼンチン出身のバレーボール指導者。バレーファンなら知らない人はいないほど有名な指導者。1990年のイタリア男子バレー黄金期の監督。

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閑話 2016年リオネジャネイロオリンピック・バレーボール世界最終予選を観戦して思ったこと その3

日本バレーが世界から取り残されている件に関してはバレーファンならご存知かもしれませんが、いくつかの実例を挙げます。2014年にゲーリー・サトウ監督を解任して南部正司氏が全日本の監督に就任します。その際所信表明が「レシーブ世界一」です(下記URL参照)。ただし2016年の世界最終予選では石川祐希選手のレセプションが崩れたときにブレイクされる傾向があったにも関わらず、メンバー交代等は行わずにそのままずるずると失点したケースが目立ちました。ポーランド戦の第二セットが好例です。

http://sports.yahoo.co.jp/sports/volley/japan/2014/columndtl/201402060005-spnavi?page=1

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閑話 2016年リオネジャネイロオリンピック・バレーボール世界最終予選を観戦して思ったこと その2

今回の最終予選を観戦してブログ主が思いついたのはペレストロイカ時代のソビエト連邦と、1853年(嘉永5)のペリー来琉以降の琉球王国です。共通点は偉大なる指導者が築き上げたシステムが時代を経て制度腐朽を起こして、ついには崩壊してしまうことです。

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閑話 2016年リオネジャネイロオリンピック・バレーボール世界最終予選を観戦して思ったこと その1

今回は本来なら琉球・沖縄の歴史ブログで記載すべき内容ではありませんが、5月28日から開催されたバレーボール世界最終予選における男子チームの戦いを観戦しての感想を調子に乗って記事にします。今回の最終予選はフランスやポーランドなどの一流チームやイランも参戦して、前年に行われたワールドカップで予想外の好成績を挙げた日本チームがどのような戦いぶりを見せてくれるか注目していましたが……その結果は「酷い」としか表現できません。

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はじめに

琉球国は南海の勝地にして
三韓の秀を鍾め、大明を以て輔車となし
日域を以て脣歯となす
此の二者の中間に在りて湧出する所の蓬莱島なり。

上記は1458年(長禄2)首里城正殿に掲げた大鐘(万国津梁の鐘)に刻まれた銘文(の一部)で、現代語訳は以下の通り。

「琉球国は南海の勝地で、三韓の秀をあつめ、中国・日本とも親密な関係にある。この二国の間に沸きいずる蓬莱の島である。」

勝地:地勢(あるいは地政学的に)優れた土地
三韓:朝鮮半島
大明:中国大陸の政権(当時は明)
日域:日本の政権(当時は足利家による室町幕府の時代)

この一文は沖縄の地理的条件を的確に表現しています。中国大陸と日本列島の中間の位置にあり、東南アジアへのアクセスも可能で交易中継地としては申し分のないまさに勝地です。ただし、中国大陸や日本の政変の影響を強く受けることも見逃せません。

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