2017年1月7日に、第45回沖縄県高校野球部対抗競技会が開かれました。毎年恒例の競技会で、今年は興南高校が総合成績でトップになりました。先ずは記録をご覧ください。
高校野球
俺が調子に乗って第66回沖縄県高等学校秋季大会の準決勝の試合結果をレポートするよ
10月2日(日)、沖縄市のコザしんきんスタジアムにて、第66回沖縄県高等学校秋季大会の準決勝第一試合と第二試合を観戦しました。有給申請しての現地観戦予定でしたので、前日から「台風くるな!」とウグァン(拝み)したのが幸いしたのか絶好の観戦日和でした(笑)。
今年の秋の高校野球沖縄大会は、本命の沖縄尚学がベスト16でこけて、新人大会ベスト4で今大会のダークホース的存在だった宜野座もベスト8で敗退するというやや波乱の展開でした。ただしベスト4に勝ち残ったのは今年8月の新人大会優勝の未来工科、1年生大会(2015)準優勝の興南、島尻地区の強豪知念、宜野座を完封で破った那覇と実に楽しみなチームでしたので、朝からうきうきしながらコザしんきんスタジアムで2試合を観戦してきました。以下ブログ主が調子に乗って2試合の試合結果をレポートしますので、高校野球のファンの皆さんどうぞご参考にして下さい。
俺が調子に乗って嘉手納vs明徳義塾の試合の感想を語ってみよう
8月16日に行われた第98回全国高校野球選手権大会三回戦、嘉手納vs明徳義塾の試合は残念ながら予想外の大差で嘉手納高校が負けてしまいました。いまさらながら調子に乗って観戦レビューを記載します。
この試合は馬淵監督の想定した試合運びで終わった感があります。試合前のインタビューで馬淵監督は「ディフェンス力が我々が上だから、乱打戦にならないようゲームをしたい」旨のコメントを出しましたが、まさにその通りの試合内容で本当に驚かされました。
俺が調子に乗って第98回全国高校野球選手権大会初戦の勝敗予想とその結果を晒してみよう
8月7日から連日熱戦が繰り広げられている夏の高校野球ですが、Twitter上で発表した初戦の勝敗予想と本ブログで公開した番付の反省会の記事をアップします。
まずは東日本の番付と初戦の勝敗結果から。
俺が調子に乗って第98回全国高校野球選手権について語るシリーズ
8月7日に開幕した夏の甲子園大会も明日(8月13日/大会7日目)で49代表すべてのチームが出そろいます。リオ五輪そっちのけでできる限り試合を観戦していますが、大会6日目を終了しての感想を調子に乗って記事にします。
本ブログで事前に東日本チームと西日本チームのランク付け(相撲形式)で記事にしました。その反省会は明日以降行うとして、今大会は私学の強豪に対して公立校の健闘が目を引きます。大会6日目までの私学vs公立校の対戦結果を調べると(公立チームは太字表示)、
俺が調子に乗って嘉手納vs前橋育英高校の試合の感想を語ってみるよ
第98回全国高校野球選手権第5日目の第3試合の嘉手納vs前橋育英の試合は予想外の大差で嘉手納高校が勝利しました。ブログ主は事前にTwitter上で「この試合はガチで予想できない」とつぶやきましたが、正直なところ僅差の接戦で決着がつくと予測していました。
ただし勝者の嘉手納高校と敗者の前橋育英高校とは点差ほどの力の差はありません。嘉手納高校が終始冷静さを保ったことに対して、前橋育英高校はほんの少し冷静さを失ったことが致命的な過失を招いてしまったのです。
俺が調子に乗って第98回全国高校野球選手権出場チームの番付を発表するよ(東日本版)
8月4日の16時に第98回全国高校野球選手権の抽選会が行われました。我が沖縄代表の嘉手納高校は大会5日目の第3試合で群馬県代表チームの前橋育英高校と対戦します。初戦の組み合わせについての感想は後日記載する予定で、今回は東日本のチームのランク付けを発表します。
俺が調子に乗って第98回全国高校野球選手権出場チームの番付を発表するよ(西日本版)
8月7日に開幕する第98回全国高校野球選手権の出場チームが決まりました。8月4日には抽選会が行われますが、それに先立ってこのブログでも調子に乗って出場校チームのランク付けおよび紹介記事を掲載します。
ランク付けは東日本(北海道、東北、関東、東京、東海、北信越)と西日本(近畿、中国、四国、九州)に分けて、相撲番付形式で発表します。データは各チームの地方予選のスコアだけを集計して、一番いい勝ち上がりをしたチームから順に横綱、大関といった順にランクをつけます。チーム打率や防御率、あるいは注目の選手などの情報はいったんスルーして予選の勝ち上がりだけでランク付けを行うと以下の通りになります。
俺が調子に乗って沖縄の高校野球の歴史を語るシリーズ 第98回全国高等学校野球選手権沖縄大会について その4
第二試合 美里工 vs 小禄
事前に予想したとおりのグダグダの泥仕合展開も、最後は効果的に加点し続けた美里工が勝利しました。美里工は打線が好調で、長打ありスクイズありの多彩な攻めで小禄の投手陣から7得点します。とにかく左打者が多く、各打者の振りが鋭くて上位下位満遍なくチャンスメークして効率的に加点したのが印象的です。
俺が調子に乗って沖縄の高校野球の歴史を語るシリーズ 第98回全国高等学校野球選手権沖縄大会について その3
今日(7月16日)は夏の甲子園沖縄予選の準決勝を現地観戦しました。前回の記事で
嘉手納 3-1 那覇西
小禄 8-7 美里工
と予想しましたが、実際の試合結果は
嘉手納 3-0 那覇西
美里工 7-4 小禄
となりました。観戦レビューを載せますので、明日の決勝戦の観戦のお役にたつとありがたいです。
俺が調子に乗って沖縄の高校野球の歴史を語るシリーズ 第98回全国高等学校野球選手権沖縄大会について その2
では準決勝に進出した4チームの比較表をチェックしましょう(プラス八重山商工と2015年甲子園出場チームの平均値も記載)。
https://docs.google.com/spreadsheets/d/1FA308_VklTMuJVOFVHsfu9nY3tO2qJhKThcUvuqVsYA/pub?output=pdf
上記のデータは単純にイニングや得点、失点のデータをまとめてチームの勝ちあがり方を調べただけですが、意外に参考になります。これらのデータから嘉手納と那覇西はディフェンス重視で勝ち上がり、小禄と美里工は打撃戦を制したことがわかります。
俺が調子に乗って沖縄の高校野球の歴史を語るシリーズ 第98回全国高等学校野球選手権沖縄大会について その1
いやぁ、今年の夏の高校野球沖縄予選は歴史上まれにみる波乱の大会になりました。まさか沖縄尚学が3回戦で宜野座に完敗するとは…しかも勝った宜野座もベスト8で逆転負けを食らうし、まさに読めない展開になっています。
春のシード校が3回戦で全滅なんて、ブログ主が知るかぎり聞いたことありません。シード校がふがいないというよりは沖縄県の公立のレベルが上がっていて、強豪といえどもコンディション調整を誤るとあっさり負けてしまうのです。事前予想がここまで外れたのは残念ですが、県全体のレベルが上がっている何よりの証拠で野球ファンとして実に嬉しい限りです。
俺が調子に乗って高校野球を語るシリーズ 興南vs嘉手納の9回表のクロスプレーを解説するよ。
7月9日コザしんきんスタジアムで行われた3回戦、興南vs嘉手納の9回表のクロスプレーにおける誤審騒動について解説します。先ずはYouTubeの動画をどうぞ。
8回裏終了時には1-0と興南が1点リード、9回表で後がない嘉手納高校はノーアウト1塁で4番がレフトオーバーの長打を放ちます。その時のホームでのクロスプレーの判定が物議をかもしたのですが、たしかにこの角度から見るとアウトに見えます。
俺が調子に乗って沖縄の高校野球の歴史を語るシリーズ 伊志嶺吉盛監督の勇退について思うこと その3
伊志嶺監督は気性が激しいことでも知られています。よく言えば熱血ですが、その気性が激しいエピソードを2つほど紹介します。
俺が調子に乗って沖縄の高校野球の歴史を語るシリーズ 伊志嶺吉盛監督の勇退について思うこと その2
2006年の八重山商工は複数の投手(大嶺裕太、金城長靖)と強力打線を擁して、春のセンバツで1勝します。優勝した横浜高校に7-6で惜敗しますが、その後の春の九州大会で優勝すると夏の沖縄県予選では苦手にしていた中部商業を決勝で7-3で破り夏の甲子園出場を決めます。
甲子園では大嶺投手が不調でしたが、自慢の強力打線が好調で2勝を挙げます。南の島からとんでもないチームが出現したことで大きな話題となり、その活躍はテレビドラマにもなりました。ただしこの時の成功体験が後のチームつくりに大きな障害となったのです。